
サッカー日本代表 3月ガッカリ選手【写真:田中伸弥】
サッカー日本代表は3月のイギリス遠征でスコットランド代表、イングランド代表にそれぞれ1-0で勝利した。全体的に充実した代表ウィークとなったが、もちろん全員がアピールに成功したわけではない。今回は、実力を発揮しきれなかった選手をピックアップして紹介する。[4/5ページ]
FW:前田大然(まえだ・だいぜん)

サッカー日本代表 前田大然【写真:田中伸弥】
生年月日:1997年10月20日
所属クラブ:セルティック(スコットランド)
25/26リーグ戦成績:29試合7得点5アシスト
3月シリーズ成績:1試合0得点0アシスト
攻撃陣の中で厳しい評価を下さざるを得ない選手の1人が前田大然だ。
セルティックでプレーする前田は、スコットランド代表戦でキャプテンマークを巻いて先発出場。チームに貢献できた要素もあったが、本来の実力を勘案すれば物足りないプレーぶりだったと言えるだろう。
左ウイングバックの位置で出場したスコットランド代表戦は、ファンのみならず前田本人にとっても消化不良感が残る試合だったかもしれない。
爆発的なスピードを活かして相手のビルドアップに制限をかけ、裏へのランニングで最終ラインを押し下げた功績は流石の一言に尽きる。
一方、どこかボールが足につかなかったり、チームメイトと呼吸が合わなかったりする様は、まるでセルティックでの不調を引きずっているかのようでもあった。
腕に輝くキャプテンマークとは裏腹に、スコットランド代表戦の前田からは漲る自信が感じられなかった。
62分でベンチへ下がると、続くイングランド代表戦は出場なし。
今回のイギリス遠征で、森保ジャパンにおける前田の序列が大きく落ちたとしても何ら不思議ではない。
スコットランド代表戦後、イギリス紙『The Guardian』は「前田がW杯最終メンバー候補として相応しいプレーを見せたことは一度もなかった」と断じた。相手を混乱に陥れる快足は間違いなくチームの武器になるが、3月シリーズの出来だと落選も現実味を帯びてくる。