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期待ハズレ…。サッカー日本代表、3月シリーズでガッカリだった5人。W杯メンバー入りへのアピールに失敗したのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Shinya Tanaka

3月がっかり 日本代表
サッカー日本代表 3月ガッカリ選手【写真:田中伸弥】



 サッカー日本代表は3月のイギリス遠征でスコットランド代表、イングランド代表にそれぞれ1-0で勝利した。全体的に充実した代表ウィークとなったが、もちろん全員がアピールに成功したわけではない。今回は、実力を発揮しきれなかった選手をピックアップして紹介する。[5/5ページ]

FW:小川航基(おがわ・こうき)

サッカー日本代表FW小川航基
サッカー日本代表 小川航基【写真:田中伸弥】



生年月日:1997年8月8日
所属クラブ:NECナイメヘン(オランダ)
25/26リーグ戦成績:22試合8得点4アシスト
3月シリーズ成績:1試合0得点0アシスト

 2026 FIFAワールドカップ(W杯)・アジア最終予選で抜群の決定力を見せつけた男でさえ、W杯最終メンバー入りは安泰ではないのかもしれない。

 小川航基は森保ジャパンで1トップの座を上田綺世と争ってきたが、3月シリーズはあまり出場機会に恵まれず。

 それどころか、新たなライバル候補が出現し、その立場が危うくなっている。



 スコットランド代表戦、ベンチを温め続けた小川の目の前で出色の出来を示したのは20歳の若武者だった。

 3-4-2-1の1トップとして先発した後藤啓介が、191cmの長身を活かしたポストプレーと裏抜けの動きで攻撃をけん引。森保一監督から求められた役割を完璧にこなしたのだ。

 後藤のプレーは、見る者に「小川を差し置いてW杯最終メンバーに滑り込むのでは?」と思わせるだけのインパクトを伴っていた。

 結局、スコットランド代表戦で小川は最後までベンチに座り続けた。

 続くイングランド代表でも、小川はベンチスタートとなった。

 66分にようやく途中出場の機会が訪れたものの、同時間帯はチームがイングランド代表に押し込まれ始めていた頃。小川のプレーエリアは自陣近くに限定され、相手ゴール前で違いを生み出すシーンは皆無だった。

 小川が右足・左足・頭とどこからでも高精度のシュートを繰り出せる“THE・ストライカー”であることは、すでに過去の代表戦で証明済みだ。

 しかし、今回のイギリス遠征でゴール前の仕事ができなかったばかりか、後藤という強力なライバルが現れたのは、W杯最終メンバー入りを遠ざけかねない事象だ。

 上田のバックアップ枠が小川から後藤に切り替わったとしても何ら不思議ではない。

【著者プロフィール:編集部】
国内外のサッカーを専門に取材・執筆・企画する編集チーム。戦術分析、ニュース報道、コラム制作からデータリサーチまで、各分野のスペシャリストが在籍しており、欧州主要リーグ、サッカー日本代表、Jリーグはもちろん、女子サッカーや育成年代まで幅広いテーマをカバーする。現地取材で得たリアルや、データを活用したユニークなコンテンツなど、読者に“今、本当に知るべきサッカー情報”を届けることを使命とし、読者に寄り添い、サッカーをより深く、より立体的に楽しめるコンテンツづくりを目指している。
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【了】

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