ワールドカップメンバー発表前、最後のテストマッチとなったイギリス遠征を2連勝で締めくくったサッカー日本代表。限られた枠を巡る熾烈なサバイバルはここで一区切りを迎え、いよいよ最終メンバー発表に向けて注目が集まっている。大舞台への切符を掴み取るのは果たして誰になるのだろうか。26名のW杯メンバーを予想する。(成績は2日時点)[3/6ページ]
堂安律(どうあん・りつ)

堂安律【写真:Getty Images】
生年月日:1998年6月16日
所属クラブ:フランクフルト(ドイツ)
日本代表通算成績:64試合11得点9アシスト
今や堂安律は、日本代表の絶対的中心選手としてチームに君臨する存在となった。
ピッチ内でのプレーはもちろんのこと、精神的支柱としても大きな役割を担っており、その影響力は単なる一選手の枠を大きく超えている。
若手とベテランをつなぐ存在としても機能し、チーム全体の一体感を高めるキープレーヤーと言えるだろう。
現時点では、右ウイングバックの絶対的主力としてワールドカップ(W杯)本大会に臨む可能性が高い。
攻守両面で高い基準を求める森保一監督の戦術において、堂安の存在は欠かせないピースとなっている。
大舞台においても、その存在感が日本代表のパフォーマンスを大きく左右することになりそうだ。
伊東純也(いとう・じゅんや)

伊東純也【写真:田中伸弥】
生年月日:1993年3月9日
所属クラブ:KRCヘンク(ベルギー)
日本代表通算成績:68試合15ゴール27アシスト
伊東純也は、現在の日本代表において個の力で試合の流れを一変させることができる貴重な存在だ。
圧倒的なスピードを武器にサイドを切り裂き、精度の高いクロスでチャンスを演出するだけでなく、自らゴールを奪い切る得点力も兼ね備える。
その万能性は、スタメンとしても途中出場の切り札としても機能する大きな強みとなっている。
そうした計算が立つアタッカーの存在は、あらゆる展開が想定されるワールドカップ(W杯)において極めて重要な意味を持つ。
スタメンでも途中出場でも結果をもたらす伊東は、日本代表にとって欠かすことのできないキープレーヤーである。
三笘薫(みとま・かおる)

三笘薫【写真:田中伸弥】
生年月日:1997年5月20日
所属クラブ:ブライトン(イングランド)
日本代表通算成績:31試合9得点8アシスト
今シーズン、度重なる負傷の影響もあり、思うようなパフォーマンスを発揮できない時期が続いた三笘薫。
しかし、ここにきてコンディションが上向いているのは間違いない。
コンディションが整っている時の三笘は、対峙する相手にとって脅威そのものだ。
縦への鋭いドリブルだけでなく、カットインや味方との連係も織り交ぜながらチャンスを創出できる点に強みがある。
だからこそ、今後に向けて重要なのは、この状態をどこまで維持し、さらに高めていけるかだろう。
ワールドカップ(W杯)本大会を見据えれば、万全の状態でピッチに立てるかどうかがチーム全体の攻撃力にも直結する。
中村敬斗(なかむら・けいと)

中村敬斗【写真:Getty Images】
生年月日:2000年7月28日
所属クラブ:スタッド・ランス(フランス)
日本代表通算成績:24試合10得点3アシスト
今季はフランス2部でプレーしながらも、確かな存在感を放っている中村敬斗。森保ジャパンにおいては着実に自身の立ち位置を築き上げ、アタッカー陣の中で欠かせないピースとなりつつある。
代表では主に左サイドやシャドーで起用されることが多く、そのポジションでの柔軟なプレーが光る。
推進力に加え、ゴール前に入り込むタイミングの良さやフィニッシュの精度は大きな武器だ。
得点に直結するプレーを選択できる点が評価を高めている要因だろう。
また、中村の強みは起用法を問わずパフォーマンスを発揮できる点にもある。
スタメンとして試合のリズムを作る役割はもちろん、途中出場でも流れを一変させるインパクトを残せる。
試合状況に応じて役割を変えながらも結果に絡める万能性は、チームにとって大きな武器だ。
ワールドカップ(W杯)を見据えれば、こうした“切り札”的な存在は不可欠となる。
前田大然(まえだ・だいぜん)

前田大然【写真:Getty Images】
生年月日:1997年10月20日
所属クラブ:セルティック(スコットランド)
日本代表通算成績:27試合4得点0アシスト
前回のワールドカップ(W杯)以降も、継続して森保一監督に招集されている前田大然は、チームにおける重要なオプションの一つとして、その存在価値を高め続けている。
派手さこそないものの、戦術的な役割を忠実に遂行できる点が評価されており、本大会メンバー入りも濃厚となっている。
日本代表では得点にこそ絡めていないが、守備で貢献。とくに強豪国との対戦では、彼の武器がより際立つ。
3月のイギリス遠征では残念な出来に終わったが、森保監督が様々なオプションを考える上で置いておきたい存在なのは間違いない。
長友佑都(ながとも・ゆうと)

長友佑都【写真:田中伸弥】
生年月日:1986年9月12日
所属クラブ:FC東京
日本代表通算成績:144試合4得点28アシスト
5大会連続のワールドカップ出場を狙う長友佑都。招集のたびに賛否が分かれる存在ではあるものの、森保一監督からの信頼は揺るぎなく、本大会メンバー入りは現実的なものと考えられる。
直近の代表活動では出場機会が限られており、純粋な戦力としてピッチ上で違いを生み出す存在とは言い切れないのが実情だ。
しかし、これまでの日本代表では、中山雅史や川口能活、川島永嗣など、大ベテランがW杯メンバーに名を連ねている。大舞台を戦ううえで、精神的な支柱は不可欠ということだろう。
森保監督もそうした部分を重視している可能性がある。メンバー入りの可能性は十分にあるだろう。
