FIFAワールドカップ2026(W杯)欧州予選プレーオフは3月31日に決勝が行われ、本大会に参加する出場国が確定した。すべてのサッカー選手にとって夢の舞台であるW杯だが、だからこそ出場は簡単ではない。今回は波乱の展開となった欧州予選の結果により、4年に一度の祭典を逃した大物選手を紹介する。[3/5ページ]
MF:クリスティアン・エリクセン(デンマーク代表)
生年月日:1992年2月14日(34歳)
所属クラブ:ヴォルフスブルク(ドイツ)
デンマーク代表はFIFAワールドカップ2026(W杯)欧州予選プレーオフでチェコ代表と対戦。試合はPK戦までもつれ込み、勝利したチェコ代表が20年ぶりのW杯出場権を獲得した。
一方で、敗れたデンマーク代表は3大会ぶりに本大会出場を逃している。
クリスティアン・エリクセンは試合後、「デンマークがW杯に出場できないなんて、まさにスキャンダルだ」と話したという。
この敗戦により、今夏のW杯でエリクセンの雄姿を見ることは叶わなくなった。
年齢を踏まえれば、次回大会出場は決して容易ではなく、今回の結果は大きな意味を持つ。
現在34歳のミッドフィルダーはデンマークの英雄だ。
2010年にアヤックスでトップチームデビューを果たすと、トッテナム・ホットスパーやインテルなど欧州の強豪クラブで活躍してきた。
長年にわたり代表の中心を担い、通算出場数は149試合を記録。2021年の欧州選手権(EURO)では試合中に心停止というアクシデントに見舞われたが、その後奇跡の復活を果たし、代表に返り咲いた。
それだけに今回の敗退には大きな悲しみの声があがったが、選手本人は「これは当然の結果だし、我々はこれを受け入れなければならない。そして、また立ち上がらなければならない。次はEURO優勝という目標を達成する必要がある」(『Tribal Football』)とコメント。
不屈のミッドフィルダーは、すでに次なる戦いへと視線を向けている。

