2026 FIFAワールドカップ(W杯)に向けて、サッカー日本代表のメンバー選考が注目を集めている。3月の英国遠征では様々な選手が生き残りを懸けたアピールを目指した。その一方で、森保一監督に呼ばれない日本代表メンバーもいる。今回は、しばらく日本代表から遠ざかっているかつての常連選手を紹介する。※データは『Transfermarkt』を参照。[2/5ページ]
MF:旗手怜央(はたて・れお)
生年月日:1997年11月21日
所属先:セルティック(スコットランド)
25/26リーグ戦成績:27試合2ゴール2アシスト
最後の招集:2025年3月
旗手怜央の2026 FIFAワールドカップ(W杯)出場の可能性は、現状では厳しいと言わざるを得ない。
2021年東京オリンピック(五輪)のU-24日本代表メンバーだった旗手は、24歳だった2022年3月にA代表デビューを飾った。
インサイドハーフを主戦場としながらサイドバックもこなす戦術的万能性は、森保一監督の下で重用される要因となった。
しかし、代表招集は2025年3月のW杯アジア最終予選を最後に遠ざかっている。
招集外の主な要因は、日本代表の選手層が挙げられる。
旗手の本職であるMFは、代表でも屈指の激戦区。この1年で佐野海舟らが台頭し、序列を塗り替えた。
また、代表が3バックシステムへ移行したことで、サイドバックとしてのユーティリティー性が評価されにくい環境となっていることも逆風と言える。
所属するセルティックでは、ピッチに立ち続けているものの、状況を覆すほどの存在感ではない。リーグレベルを考えると説得力に欠けるのも事実だろう。
データサイト『transfermark』の市場価値は1000万ユーロ(約18億5000万円)と、リーグ全体で5位にランクインしている。
これだけの評価を受ける選手であれば、「活躍して当然」という周囲の眼差しは厳しくなる。
現状のパフォーマンスが賛否両論を呼んでいる状態では、代表復帰の決定打となるには不十分かもしれない。

