2026 FIFAワールドカップ(W杯)に向けて、サッカー日本代表のメンバー選考が注目を集めている。3月の英国遠征では様々な選手が生き残りを懸けたアピールを目指した。その一方で、森保一監督に呼ばれない日本代表メンバーもいる。今回は、しばらく日本代表から遠ざかっているかつての常連選手を紹介する。※データは『Transfermarkt』を参照。[4/5ページ]
FW:浅野拓磨(あさの・たくま)
生年月日:1994年11月10日
所属先:マジョルカ(スペイン)
25/26リーグ戦成績:15試合1ゴール0アシスト
最後の招集:2024年9月
スペインのマジョルカでプレーする浅野拓磨は、サッカー日本代表への招集は2024年9月の活動を最後に途絶えており、1年半以上にわたり代表のピッチから遠ざかっている。
浅野は18歳のとき、サンフレッチェ広島でプロデビュー。当時の指揮官が現在の代表監督である森保一であり、長年「愛弟子」として重用されてきた。
その爆発的なスピードを武器にヨーロッパのクラブでゴールを積み上げ、日本代表に定着。2022 FIFAワールドカップ(W杯)初戦のドイツ代表戦でのゴールなど、重要な場面で決定的な仕事を果たしてきた。
だが、2024年7月にボーフムからマジョルカに移籍した浅野は、度重なる負傷もあり、近年はなかなか継続して活躍できていない。
2024/25シーズンはラ・リーガ21試合出場で2ゴール、今シーズンはここまで同15試合出場で1ゴールと、ストライカーとして物足りない数字が並ぶ。
さらに度重なる負傷が追い打ちをかけ、2月2日のセビージャ戦でハムストリングを痛めて戦線離脱。公式戦7試合連続欠場を余儀なくされた。
4月に入って全体練習復帰が伝えられており復帰は間近となっている。
しかし、残りわずかとなったシーズンでいくら活躍しても、1年半招集されていないFWを呼び戻すのは、いくら愛弟子であっても難しい。
上田綺世に加え、小川航基ら実力者が台頭。戦術的なアップデートが進む中で、長期不在かつ所属クラブで結果を残せていない浅野の序列は、かつてないほど低下しているように映る。

