インテルに所属するイタリア代表DFアレッサンドロ・バストーニ
【写真:Getty Images】
イタリア・セリエA第31節、インテル対ローマの試合が現地時間5日に行われ、インテルが5-2で勝利した。イタリアメディア『Gazzetta dello Sport』は同日に、この試合で先発出場したインテルに所属するイタリア代表DFアレッサンドロ・バストーニが途中交代した際に、サポーターから温かい拍手が送られたことを伝えている。
イタリア代表DFバストーニ、SNSでは批判殺到も
3月31日に行われたFIFAワールドカップ2026(W杯)欧州予選プレーオフの決勝戦、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表対イタリア代表の試合で先発出場したバストーニ。W杯出場権がかかった重要な一戦で、バストーニは一発退場となってしまった。
その後、数的不利に陥ったイタリアは、PK戦の末にボスニアに敗北。3大会連続で本大会への切符を逃している。試合後、アレッサンドロ・バストーニのSNSには1万件を超える批判のコメントが殺到し、コメント欄を閉鎖せざるを得ない状況になっていた。
そんな中で迎えたローマとの一戦で、先発出場したバストーニは59分までプレー。途中交代の際には、サポーターが温かい拍手を送っていた。
インテルのジュゼッペ・マロッタ会長は、「(バストーニに対する)バッシングは恥ずべき行為だ。彼はインテルにとって依然として貴重な存在だ」と、バストーニの重要性を強調。
また、「まるで彼が何かとんでもない罪を犯したかのような扱いだ。W杯敗退の原因はもっと以前からあるものであり、それを差し引いても、彼はこのような仕打ちを受ける筋合いはない」と述べつつ、
「人生において間違いはつきものだ。しかし、イタリアでは誰もが心理学者やサッカーの専門家になったつもりで、その選手がどのような人間で、プロフェッショナルであるかを知りもせずに批判する。彼はミスをしたが、彼の年齢であのようなミスをしてしまうのは普通のことだ」と、バストーニを擁護している。