3月の代表ウィークで、6月に開幕するFIFAワールドカップ(W杯)北中米大会の出場48か国が正式に決定した。サッカー日本代表が8大会連続で本大会出場を決めた一方で、数大会ぶりにW杯へと戻ってくる代表チームもある。今回は、久々にW杯出場するチームをランキング形式で紹介する。[2/5ページ]
4位:スコットランド代表
監督:スティーブ・クラーク
W杯出場回数:9回目
最後のW杯出場:1998年大会(28年前)
4位には、1998年のフランス大会以来、28年ぶりのFIFAワールドカップ(W杯)出場を決めたスコットランド代表がランクインした。
彼らはイングランド代表とともに世界最古の代表チームの一つであり、W杯にはこれまで8度出場している。
ところが21世紀に入ると、ユーロ(欧州選手権)も含め、長らく国際大会の出場権を獲得できない「暗黒期」が続いていた。
この状況を大きく好転させたのが、2019年5月に代表監督に就任したスティーブ・クラーク監督である。
アンドリュー・ロバートソンとジョン・マッギンという同い年のレフティーを中心としてチーム作りを行い、後者はユーロ2021に向けた予選でチーム1位となる7ゴールを記録。スコットランド代表として23年ぶりの国際大会出場を掴んだ。
2022年のカタールW杯に向けての予選では、プレーオフでウクライナ代表に敗れてしまったが、2024年に行われたユーロの出場権も獲得と、低迷していたスコットランド代表を再び国際大会へと導いた。
迎えた今大会に向けた予選も簡単ではなかった。
VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)で判定が覆り、テクノロジーに助けられた試合がありながらも第5戦のギリシャ戦で2-3の敗戦。W杯出場は断たれたかと思われた。
W杯出場には勝利が必須という条件で迎えたデンマーク代表との大一番では、スコットランドのフットボール史に残る3つのスーパーゴールが生まれた。
勝ち越しゴールとなったキーラン・ティアニーの得点は90+3分に決まったものであり、まさに土壇場での劇的なW杯出場権獲得の瞬間だった。

