イングランドを代表する名門クラブであるアーセナルは、FAカップを歴代最多の14回制覇するなど数々のタイトルを獲得してきた。長い歴史においてアカデミー出身の選手がクラブに与えた影響は大きく、アーセン・ヴェンゲルが監督に就任した初期から現在まで多くのクラブ生え抜きの選手がチームの主軸を担う存在へと成長している。今回は、21世紀以降に在籍した選手の中から厳選したアカデミー出身の最高傑作を紹介する。[2/5ページ]
FW:ブカヨ・サカ(イングランド)
生年月日:2001年9月5日
アーセナル通算成績:305試合79得点78アシスト
現在もアーセナルでプレーする下部組織出身の選手の中で、最も結果を残しているのがブカヨ・サカである。
ウナイ・エメリがチームを率いていた2018/19シーズンに17歳でトップチームデビューを飾ると、続く2019/20シーズンからは肩の負傷が多かったスコットランド代表DFキーラン・ティアニーの代役として出場機会を増やした。
その後の活躍は記憶に新しいだろう。
2020/21シーズン途中から右WGのレギュラーに定着すると、シーズン終了後に行われたユーロ2020(欧州選手権)のイングランド代表メンバーに選出。当時19歳ながら3試合で先発出場した。
決勝でPKを外す悔しさを味わったが、これを力に変えたサカの躍進は止まらない。
右サイドから縦に進入するドリブルと、カットインの精度が向上し、キャリアの当初は課題でもあった決定力に磨きがかかった。
これまでプレミアリーグでは3度もシーズン2桁ゴールを達成しており、アルテタ政権での出場試合数、出場時間数、得点数、アシスト数はいずれも最多だ。
今年2月には新たに2030年夏までの新契約を締結した。今後もアルテタ・アーセナルの顔として活躍することだろう。

