3月のインターナショナルマッチウィークを経て、最新のFIFAランキングが4月1日に更新され、2026 FIFAワールドカップ(W杯)の開幕に向けた各代表の大まかな立ち位置が示された。レベルが高く、接戦必至の“死の組”はどこなのか。今回は、W杯グループリーグの各組のFIFAランキング平均を算出。その結果を順位ごとに紹介する。[3/5ページ]
3位:グループF
チーム:オランダ、日本、スウェーデン、チュニジア
平均FIFAランキング:26.8
サッカー日本代表(18位)が属するグループFは、4チームの平均FIFAランキングが「26.8」であり、この指標において2026 FIFAワールドカップ(W杯)で3番目に過酷なグループとなった。
日本以外には、オランダ代表が7位、スウェーデン代表が38位、チュニジア代表が44位だ。「1強・1対抗・2伏兵」という構図だが、下位チームの実力が極めて高いのが特徴と言える。
オランダは、世界屈指のDFであるフィルジル・ファン・ダイクを筆頭に各ポジションにワールドクラスの選手を抱える強国で、日本にとって最大のライバルとなることが予想される。
しかし、ポット3・4の「伏兵」たちも侮れない。
欧州予選プレーオフを勝ち抜いて本大会行きを決めたスウェーデンには、アーセナルで活躍するヴィクトル・ギェケレシュなど一線級の選手がおり、データサイト『Transfermakt』における3月の代表チームの市場価値では日本を上回る。
2025年からサブリ・ラムシ監督が率いるチュニジアは、アフリカ予選10試合で9勝1分け無敗、それも失点ゼロという安定感を誇る。
世界的なスターと呼べる選手が不在だが、フランス人指揮官のもとで規律を重んじたプレーをしている。
過去6度の出場で、一度もW杯グループリーグを突破した経験がないだけに、そろそろその壁を破りたいところだ。
このグループの平均ランクを押し上げているのは、これら下位2チームの質の高さだ。
グループ下位2チームの平均順位「41位」は全グループ中2番目に高く、上位陣といえど一瞬の油断が命取りになる。
日本にとっては、一戦たりとも気の抜けない、まさに「試練のグループ」と言えるだろう。

