3月のインターナショナルマッチウィークを経て、最新のFIFAランキングが4月1日に更新され、2026 FIFAワールドカップ(W杯)の開幕に向けた各代表の大まかな立ち位置が示された。レベルが高く、接戦必至の“死の組”はどこなのか。今回は、W杯グループリーグの各組のFIFAランキング平均を算出。その結果を順位ごとに紹介する。[4/5ページ]
2位:グループD
チーム:アメリカ合衆国、パラグアイ、オーストラリア、トルコ
平均FIFAランキング:26.3
2026 FIFAワールドカップ(W杯)のグループリーグで、2番目に平均FIFAランキングが高いのは、グループDだ。
このグループの最大の特徴は、ポット1から開催国の一つであるアメリカ合衆国代表(16位)が入った点にある。アメリカはポット1の12チーム中11番目の順位である。
ポット2からは、AFCの強豪オーストラリア代表(27位)が入った。こちらは同ポット内でFIFAランキング最下位だ。
グループ全体の平均ランクを引き上げているのは、その他のポットから実力国が入ったためだ。
ポット3からは、4大会ぶりの出場となるパラグアイ代表(40位)が入った。
南米予選6位でギリギリの本大会出場だが、予選ではブラジル代表に1−0、アルゼンチン代表に2−1で勝利するなど、印象的な戦いを披露した。
W杯欧州予選をプレーオフの末に6大会ぶりに出場を決めたトルコ代表に至っては、ポット4最上位の22位。もはやポット分けが機能していないほどの混戦状態にある。
大黒柱ハカン・チャルハノールら、世界的な名手もおり、躍進する力は十分に秘めている。
特筆すべきは、グループ内にFIFAランク40位以下のチームが一つも存在しないという事実だ。
最上位のアメリカから最下位のパラグアイまでのランク差はわずか24、上位2チームと下位2チームの平均差は「14.5」と極めて小さい。
突出した「絶対的強者」が不在であるこのグループは、全チームに首位通過のチャンスがある一方で、一歩間違えればどのチームも敗退のリスクを抱えている。

