イタリア代表【写真:Getty Images】
アメリカ合衆国のドナルド・トランプ大統領の特使が国際サッカー連盟(FIFA)に、国際情勢を受けてイラン代表に代わり、イタリア代表のFIFAワールドカップ出場を提案していると英メディア『FINANCIAL TIMES』などが23日に報じた。イタリアのスポーツ大臣アンドレア・アボディ氏は、このトランプ大統領の提案に対して否定的なコメントを残している。
イタリアのスポーツ大臣らの反応は
3月に行われたFIFAワールドカップ2026(W杯)欧州予選のプレーオフ決勝戦で、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表にPK戦の末に敗れたイタリア。この結果、3大会連続で本大会を逃すことになった。
また、3日には、予選敗退を受けてジェンナーロ・ガットゥーゾ監督との契約解除を発表している。
一方で、W杯出場を決めているイラン代表は、アメリカとの関係が不安定なものとなったことで出場が不透明な状況に。イラン側は、アメリカからメキシコへの会場変更を希望していたが、FIFAが容認できないと報じられていた。
同メディアは、米国特使であるパオロ・ザンポーリ氏が、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長にイタリアの代替出場を要請したことを報じた。
この報道を受けて、イタリアメディア『ANSA通信』は、アメリカの提案に対するアボディ大臣のコメントを紹介。アボディ大臣は、「(イランの代わりに出場することは)適切ではない。ピッチ上で予選を勝ち抜くべきだ」とコメントを残した。
また、イタリアオリンピック委員会のルチアーノ・ブオンフィリオ会長も、「第一にそれは不可能なことだ。第二に適切ではない。W杯に出場するためには、(出場権を)獲得する必要がある」と、代替出場に否定的な見解を示している。
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