そのクラブに全てを捧げて、引退後もサポーターから熱烈な支持を受けるレジェンドと呼ばれる選手もいれば、移籍、給与、言動などが原因でサポーターから歓迎をされない「嫌われた選手」もいる。今回は、様々な理由からバルセロナで嫌われた5人の選手を紹介する。[2/5ページ]
MF:ミカエル・ラウドルップ(元デンマーク代表)
生年月日:1964年6月15日
バルセロナ通算成績:226試合54得点19アシスト
2000年夏に起こったルイス・フィーゴの移籍問題以前にも、レアル・マドリードへの“禁断の移籍“の例があった。
それが1994年夏のミカエル・ラウドルップの例である。
1989年夏にバルセロナの一員となった元デンマーク代表MFは、自身のアイドルだったヨハン・クライフ監督の元で、UEFAチャンピオンズカップ(現UEFAチャンピオンズリーグ)やリーグ戦など数々のタイトル獲得に貢献する。
しかし、クライフ監督と起用法を巡って徐々に溝が深まると、1994年夏に宿敵レアル・マドリードへの禁断の移籍を決断した。
レアル・マドリードの選手としてカンプ・ノウに帰還した際には、ボールを持つ度に満員のサポーターからブーイングを浴びせられるなど嫌われる存在となった。
しかし、その6年後に禁断の移籍を果たしたフィーゴと比べると、バルセロナサポーターからの嫌悪感は少ない。
その理由はラウドルップがクライフに追われるような形で移籍をしたこと、そしてレアル・マドリードではバルセロナ時代ほどの活躍を披露することができなかったからだろう。
それでもブーイングでの反応を見る限り嫌われていたのは確かであり、いかなる状況でも“禁断の移籍“というのはサポーターにとって気分が良いものではない。

