FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)に出場するフランス代表の最新メンバー・最新FIFAランキング・注目選手などを紹介する。
フランス代表
国紹介
8大会連続17回目の出場。ワールドカップでは2018年のロシア大会、2022年のカタール大会と連続で決勝進出を果たしており、今大会でも優勝候補の一角に名を連ねている。各ポジションにスター選手が揃っており、たとえ戦術的に不利な戦いを強いられたとしても、圧倒的な個の力でそれを上回るだけの理不尽さがある。ベースとなるフォーメーションは4-2-3-1で、スピード感あふれる推進力と、前線の流動性を武器にゲームの主導権を握っていくスタイル。守備には若干の不安も残るが、得点力で十分にカバーできてしまうのが恐ろしいところだ。西ドイツ、ブラジルに次ぐ、史上3ヵ国となるW杯3大会連続決勝進出の快挙なるだろうか。
注目選手紹介
FW:キリアン・エンバペ(レアル・マドリード/スペイン)
言わずと知れたスーパースター。27歳にしてワールドカップ出場はこれで3回目となり、2018年ロシア大会では優勝と最優秀若手賞、カタール大会では得点王に輝くなど、大舞台で圧倒的な存在感を示してきた。すでにW杯における通算得点数は「12」を数えているため、今大会中に元ドイツ代表FWミロスラフ・クローゼが保持する歴代最多得点数(16得点)を上回る可能性がかなり高い。所属するレアル・マドリードでは、チームが無冠に終わった影響で批判に晒されるなど苦しい1年を過ごしただけに、このW杯で爆発したいところ。全世界が注目する一人だ。
FW:マイケル・オリーセ(バイエルン・ミュンヘン/ドイツ)
今や1億4000万ユーロ(約259億円)の市場価値を誇る世界最高のWG。変幻自在なドリブル、DF陣を切り裂くようなラストパス、目を見張るようなミドルシュートと、アタッカーに求められるスキルのレベルが凄まじいほどに高く、1対1ではそう簡単に止められない。クラブでは右WGが主戦場だが、レ・ブルーではトップ下起用がメインで、ゴールとアシストをコンスタントに取り続けている。ピッチ上での派手なプレーとは対照的に、ピッチ外ではシャイな一面もあり、その例として写真に写りたがらないことも。バイエルン・ミュンヘンのリーグ制覇後の集合写真では、姿が見えずファンの間で「どこいった?」と話題に。実際には伊藤洋輝の後ろに隠れていた。
MF:エンゴロ・カンテ(フェネルバフチェ/トルコ)
2018年のワールドカップ優勝を知る一人。無尽蔵のスタミナと走力、ボールを刈り取る上手さを兼ね備えたMFであり、ピッチ上の広範囲を“掃除”できる働き屋だ。2024年を最後に、しばらくレ・ブルーから離れていたが、昨年の11月に復帰。今年3月にも招集され、そのままエドゥアルド・カマヴィンガらを抑えてメンバー選出となった。ディディエ・デシャン監督からは「サウジアラビアにいた時も彼は高いパフォーマンスを維持していたし、トルコでもそれは変わらない。豊富な経験もある。彼は朝起きても笑顔、昼も笑顔、夜も笑顔なんだ…」と絶賛されている。
対戦国・日程(日本時間)
6月17日(水) 4:00KO VSセネガル
6月23日(火) 6:00KO VSイラク
6月27日(土) 4:00KO VSノルウェー
過去成績
1930年 グループリーグ敗退
1934年 1回戦敗退
1938年 ベスト8
1954年 グループリーグ敗退
1958年 3位
1966年 グループリーグ敗退
1978年 グループリーグ敗退
1982年 4位
1986年 3位
1998年 優勝
2002年 グループリーグ敗退
2006年 準優勝
2010年 グループリーグ敗退
2014年 ベスト8
2018年 優勝
2022年 準優勝
最新FIFAランキング
1位(2026年4月1日時点)
監督紹介
ディディエ・デシャン
選手としても監督してもワールドカップ制覇を経験している数少ない一人。フランス代表監督就任は2012年のことで、これが実に4回目のW杯での指揮となる。キリアン・エンバペを筆頭に、個の強いタレントをうまくまとめ上げながら国際大会で結果を残してきたその手腕に疑いの余地はなく、今回も他国を恐怖へと陥れるだろう。今大会でも決勝戦に進んだ場合、3大会連続でファイナルを戦った史上初の監督として歴史に名を刻むことに。すでにこのW杯を最後にフランス代表監督を離れることを表明しており、有終の美となるか、全世界が注目している。
最新メンバー一覧(2026年5月14日発表)
▽GK
マイク・メニャン(ミラン/イタリア)
ブライス・サンバ(レンヌ)
ロビン・リッサー(RCランス)
▽DF
リュカ・ディーニュ(アストン・ヴィラ/イングランド)
マロ・ギュスト(チェルシー/イングランド)
リュカ・エルナンデス(パリ・サンジェルマン)
テオ・エルナンデス(アル・ヒラル/サウジアラビア)
ジュール・クンデ(バルセロナ/スペイン)
イブラヒマ・コナテ(リヴァプール/イングランド)
ウィリアム・サリバ(アーセナル/イングランド)
マクサンス・ラクロワ(クリスタル・パレス/イングランド)
ダヨ・ウパメカノ(バイエルン・ミュンヘン/ドイツ)
▽MF
エンゴロ・カンテ(フェネルバフチェ/トルコ)
マヌ・コネ(ローマ/イタリア)
アドリアン・ラビオ(ミラン/イタリア)
オーレリアン・チュアメニ(レアル・マドリード/スペイン)
ウォーレン・ザイール=エメリ(パリ・サンジェルマン)
▽FW
マグネス・アクリウシュ(モナコ)
ラヤン・シェルキ(マンチェスター・シティ/イングランド)
ウスマン・デンベレ(パリ・サンジェルマン)
デジレ・ドゥエ(パリ・サンジェルマン)
ブラッドリー・バルコラ(パリ・サンジェルマン)
ジャン=フィリップ・マテタ(クリスタル・パレス/イングランド)
キリアン・エンバペ(レアル・マドリード/スペイン)
マイケル・オリーセ(バイエルン・ミュンヘン/ドイツ)
マルクス・テュラム(インテル/イタリア)
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【了】
