クラブの収益のためにも、スタジアムの雰囲気を高めるためにも、サッカークラブにとって、観客の存在は欠かせない要素である。多くの観客を呼び込むためには、スタジアムの立地も重要だが、理想的な場所に拠点を構えることができないクラブも多くある。今回はJリーグ全クラブを対象に、最寄り駅からスタジアムまでの距離を『Googleマップ』で調査。距離が遠い順にランキング化して紹介する。[3/5ページ]
18位:長野Uスタジアム
使用クラブ:AC長野パルセイロ
最寄り駅:篠ノ井駅
徒歩:48分
距離:3.4km
2014年にプロ化して以降、J3リーグを舞台に戦うAC長野パルセイロ。ここ数年は同カテゴリーで苦戦が続いている。
今回のランキングで全60クラブ中19位に入っているように、アクセスの利便性においては課題を抱えている。
最寄りの篠ノ井駅は長野Uスタジアムから3キロ以上離れており、公式サイトを確認しても徒歩移動は推奨されていない。
篠ノ井駅からシャトルバス、あるいはタクシーに乗車すること約10分。長野Uスタジアムを含むスポーツ複合施設・南長野運動公園が見えてくる。
なお長野駅や松本駅、上田駅から篠ノ井駅まで路線が開通しており、ここまでは電車移動が可能だ。
J3屈指のビッグマッチ“信州ダービー(対松本山雅FC)”では松本方面からやって来るファンも多く、毎シーズンのように観客数は1万人を超える。
1万人規模の観客が移動するには電車の車両数がやや心もとなく、自家用車で向かおうにも臨時駐車場はすぐに満車になってしまう。
この一戦がリーグのカテゴリーを変えて実現するとき、そのスケールはさらに大きくなるはずだ。
その際はより抜本的な対策を迫られるかもしれない。

