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チェコ代表の最新メンバー一覧、注目選手は?【FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)出場国紹介】

シリーズ:FIFAワールドカップ2026出場国紹介 text by 編集部 photo by Shinya Tanaka

チェコ代表
チェコ代表【写真:Getty Images】



 FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)に出場するチェコ代表の最新メンバー一覧・最新FIFAランキング・注目選手などを紹介する。

欧州屈指の高さを誇る曲者集団

国紹介

5大会ぶり10回目の出場。北中米ワールドカップ(W杯)の欧州予選プレーオフでアイルランド代表、デンマーク代表を破り、国民を歓喜の渦に包んだ。最大の特徴はやはり高さで、今大会に臨むメンバーの半分以上が身長180cm以上を誇る。それゆえにセットプレーにめっぽう強く、欧州予選POでは計4得点のうち、3得点をコーナーキックから。残り1得点をロングスローの流れから決めている。グループリーグの組み合わせは比較的恵まれたと表現していいはずで、独立後初の決勝トーナメント進出は十分射程圏内だ。

注目選手紹介

FW:パトリック・シック(レヴァークーゼン/ドイツ)
チェコ代表の絶対的なエースストライカー。25/26シーズン、レヴァークーゼンではリーグ戦28試合で16ゴールを奪うなど絶好調で、良い状態のまま北中米ワールドカップ(W杯)に臨めると言えるだろう。長身FWだが、恵まれたフィジカルを駆使したプレースタイルではなく、タイミングの良いボックス内への走り込みや、DFのマークを外す動きなど、果敢なアクションで相手との駆け引きを制してワンチャンスを仕留められる選手だ。姉のクリスティーナ・シコヴァーはモデル兼インフルエンサーで、チェコ国内では美男美女姉弟と言われる。

MF:パヴェル・シュルツ(リヨン/フランス)
ビッグクラブから注目を集める25歳のMF。昨年夏にパトリック・シックらを抑えてチェコの年間最優秀選手賞に選出され、その後に移籍したリヨンではリーグ戦11ゴールをマークするなど、勢いが止まらない。トップ下を主戦場に、ゴール前への果敢な飛び出しや、強烈なミドルシュートで決定的な仕事を果たすだけでなく、豊富な運動量を武器に球際でのバトルを厭わないなど、“走れるトップ下”として評価されているのが大きな特長だ。チェコ年間最優秀選手受賞時、家族や関係者に加え愛猫にも感謝のコメントを残し、少し話題に。

MF:トマーシュ・ソーチェク(ウェストハム/イングランド)
チェコ代表を長きにわたり支えてきたベテランMF。過去にはうつ病と不眠症に悩まされ、一時は引退を考えたこともあったが、そこから見事に復活し、自身初のワールドカップ(W杯)出場を掴み取った。常に全力で、味方のためにハードワークすることを嫌わず、文句や不満を口にしない。そうした姿勢はチェコ国内でも高く評価されており、人気でいうとエースのパトリック・シックを上回ると言われている。ゴール後に両手を広げながらクルクルと回る「ヘリコプターセレブレーション」は、北中米の地でも見られるだろうか。


対戦国・日程(日本時間)

6月12日(金) 11:00KO VS韓国
6月19日(金) 1:00KO VS南アフリカ
6月25日(木) 10:00KO VSメキシコ

過去成績

1934年 準優勝
1938年 ベスト8
1954年 グループリーグ敗退
1958年 グループリーグ敗退
1962年 準優勝
1970年 グループリーグ敗退
1982年 グループリーグ敗退
1990年 ベスト8
2006年 グループリーグ敗退
※チェコスロバキア時代を含む

最新FIFAランキング

41位(2026年4月1日時点)

監督紹介

ミロスラフ・コウベク
2025年12月、74歳にして初めてチェコ代表を率いることになった老将。欧州予選プレーオフではセットプレーの強みを最大限に活かし、アイルランド代表とデンマーク代表を退けて、2006年以来となるワールドカップ(W杯)の舞台へ導いた。「ティキ・タカのようなサッカーはできない」と話す通り、戦術的な派手さはなく、守備時5バックで中央をしっかりと締めながら、奪ったら縦に速く攻めるという堅実的な戦い方を好んでいる。チェコとして独立後、初のW杯決勝トーナメント進出となれば、その名は永遠に人々の記憶に刻まれるだろう。


最新メンバー一覧(2026年5月31日発表)

▽GK
1 マチェイ・コヴァーシュ(PSV/オランダ)
23 ルカーシュ・ホルニーチェク(ブラガ/ポルトガル)
16 インジフ・スタニェク(スラヴィア・プラハ)

▽DF
20 ヤロスラフ・ゼレニー(スパルタ・プラハ)
6 シュテパン・チェロウペク(スラヴィア・プラハ)
21 ダヴィド・ドウデラ(スラヴィア・プラハ)
3 トマーシュ・ホレシュ(スラヴィア・プラハ)
14 ダヴィド・ユラーセク(スラヴィア・プラハ)
2 ダヴィド・ジマ(スラヴィア・プラハ)
5 ヴラディミール・ツォウファル(ホッフェンハイム/ドイツ)
4 ロビン・フラナーチ(ホッフェンハイム/ドイツ)
7 ラディスラフ・クレイチー(ウォルバーハンプトン/イングランド)

▽MF
25 ヒューゴ・ソフフルェク(スパルタ・プラハ)
24 アレクサンドル・ソイカ(ヴィクトリア・プルゼニ)
26 デニス・ヴィシンスキー(ヴィクトリア・プルゼニ)
12 ルカーシュ・チェルフ(ヴィクトリア・プルゼニ)
17 ルカーシュ・プロヴォド(スラヴィア・プラハ)
18 ミハル・サディーレク(スラヴィア・プラハ)
8 ヴラディミール・ダリダ(フラデツ・クラーロヴェー)
15 パヴェル・シュルツ(リヨン/フランス)
22 トマーシュ・ソーチェク(ウェストハム/イングランド)

▽FW
10 パトリック・シック(レヴァークーゼン/ドイツ)
9 アダム・ハロジェク(ホッフェンハイム/ドイツ)
19 トマーシュ・ホリー(スラヴィア・プラハ)
13 モイミール・ヒティル(スラヴィア・プラハ)
11 ヤン・クフタ(スパルタ・プラハ)

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