【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)ラウンド32、ドイツ代表対パラグアイ代表の試合が現地時間29日に行われ、ドイツは1-1で突入したPK戦の末に敗れた。優勝4度を誇る強豪の早期敗退に、ドイツ国内メディアは「悪夢」「恥」「大失態」といった強い言葉で反応している。
独紙は酷評と批判の嵐
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試合は42分にフリオ・エンシソのゴールでパラグアイが先制。ドイツは55分にカイ・ハフェルツの得点で追いついたが、延長戦でも勝ち越せず、PK戦へ突入した。ハフェルツ、ニック・ウォルテマーデ、ヨナタン・ターが失敗し、ドイツは3-4で敗れて大会を去った。
ドイツ紙『BILD』は、見出しで「パラグアイ相手の恥ずかしい敗退、PK戦で失敗。次なるドイツサッカーの悪夢」と痛烈に報じた。記事では、2014年大会の優勝以来初となるW杯決勝トーナメントで、ユリアン・ナーゲルスマン監督率いるチームが「長い時間、低調のパフォーマンス」を見せたと酷評。さらに「遅く、退屈で、無気力」と、プレー内容にも厳しい言葉を並べている。
『WELT』も「ドイツの恥が完成した」とする刺激的な見出しで伝えた。同メディアは、ドイツがPK戦という“くじ引き”の末にまたもW杯で屈辱を味わったとし、ハフェルツ、ウォルテマーデ、ターの失敗によって「ドイツは再び屈辱的に敗れ去った」と表現。さらに、長くアイデアを欠き、運にも見放された試合だったと分析している。
同紙は、2018年、2022年に続く失望を引き合いに出し、今回もベスト16に進む前に帰国することになったと指摘。ナーゲルスマン監督についても「成功したとは言えない」とし、今後の続投に向けた説得材料は乏しいとの厳しい見方を示している。
公共放送『Sportschau』は、「ドイツが次なるW杯の大失態を経験」と報道。W杯でドイツがPK戦に敗れるのは史上初だとし、2018年、2022年のグループステージ敗退に続き「今回はそれほど遠くまで進めなかった」と皮肉交じりに伝えた。
また同メディアは、パラグアイの情熱とフィジカルにドイツが苦しんだと分析。前半のドイツを「忘れたい45分」とし、守備ではミスが連鎖し、攻撃ではデニス・ウンダフの先発起用も機能しなかったと指摘した。
延長戦ではターのゴールがVARで取り消される場面もあったが、最後はPK戦で力尽きた。ドイツにとって、この敗退は単なる番狂わせではなく、近年続く低迷を再び突きつける衝撃の結末となった。
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