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ルカク、精神的な葛藤を告白…ベルギー代表を救う同点弾も決勝PKは「ティーレマンスに任せた」

text by 編集部 photo by Getty Images

ベルギー代表FWロメル・ルカク
ベルギー代表FWロメル・ルカク【写真:Getty Images】



 ベルギー代表FWロメル・ルカクが、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)ラウンド32のセネガル代表戦後、現在も精神的な葛藤を抱えていることを明かした。フランスメディア『RMC Sport』が現地時間2日に伝えている。

ベルギー代表FWロメル・ルカクがPKを譲った理由を明かす


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 ベルギーはセネガルに0-2とリードを許したものの、86分にルカクが反撃の狼煙となるゴールを決めると、89分にユーリ・ティーレマンスが同点弾を奪って試合は延長戦へ。

 そして、延長後半の終了間際に獲得したPKをティーレマンスが決めて、3-2の逆転勝利でベスト16進出を決めた。

 試合後、ルカクは本来であれば自らPKを蹴るつもりだったと明かしつつ、「蹴るつもりだった。でも、今も精神的に苦しい時期を過ごしている。だからユーリに任せることを選んだ。大事なのは僕ではなく、チームが勝つことだ」と説明。

「こういう勝利がチームをさらに一つにしてくれる。サポーターにとっても、僕たちにとっても最高の結果だ」と語った。


 また、昨年9月に亡くなった父ロジェさんにも思いを寄せ、「天国にいる父が僕を支えてくれている」とコメント。クラブでは負傷などもあり、苦しいシーズンを送ったが、代表では存在感を示している。

 ルカクは「本当に厳しい試合だった。でも、前線から強いプレッシャーをかけ、セカンドボールを回収できるようになると、チームスピリットが前面に出てきた。それが勝利につながった」と試合を総括。

「こういう試合はもうたくさんだよ」と笑顔を見せつつ、「僕たちはビハインドの状況でも強いメンタリティーを示した。セネガルは技術的にも、フィジカル面でも、戦術面でも今大会屈指のチームだ」と相手を称えた。

 さらに、「こんな言い方で申し訳ないけど、僕たちには度胸があった。こういう試合では、それが必要なんだ」と力強く語り、逆転勝利への自信をのぞかせた。

 ベルギーはラウンド16でアメリカ代表と対戦する。精神的な苦しみを抱えながらも、エース・ルカクはチームをさらなる高みへ導けるか注目される。

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