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得点王争いがヤバい! メッシ、エンバペ、ハーランドが7発で並ぶ異常事態。ケイン猛追、大穴はスペインの“PK職人”

text by 編集部 photo by Getty Images

W杯得点王争い
W杯得点王争い【写真:Getty Images】



 現在行われているFIFAワールドカップ2026(北中米W杯)は佳境に入り、すでに4チームが準々決勝まで駒を進めている。そんな中、得点王争いも盛り上がりを見せている。

熱すぎる得点王争いの行方


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 7月6日の試合が終わった時点で、リオネル・メッシ、キリアン・エンバペ、アーリング・ハーランドが7ゴールでトップに並び、ハリー・ケインも1点差で猛追。各国のエースが期待通りにゴールを量産する、まさに“主役が主役であり続ける”大会となっている。

 メッシがゴールを量産する背景には、アルゼンチン代表のチーム構造もある。周囲が守備や運動量、チャンスメイクの部分で献身的に支えることで、メッシはゴールを決める仕事に集中できる環境を得ている。

 一方、フランス代表はエンバペだけのチームではない。4ゴールのウスマン・デンベレが相手守備を揺さぶり、アシストランキング首位のミカエル・オリーセも決定機を供給している。エンバペの爆発力に加え、周囲のタレントが機能していることが、フランスの攻撃力をさらに押し上げている。

 ハーランドもノルウェーの歴史的快進撃をゴールで支えている。圧倒的な決定力を誇るハーランドは、サッカー王国ブラジルを2発で沈めた。“世界最強”のストライカーであることを改めて証明する一戦だった。

 そこに迫るのが、6ゴールのケインだ。イングランド代表のエースは、ヘディングやミドルシュートなど得点のバリエーションも豊富で、その引き出しの多さは上位3人と比べても遜色ない。それどころか、現在世界で最も得点パターンが豊富なストライカーと言っても過言ではないだろう。

 5位タイの4ゴールには、ヴィニシウス・ジュニオール(ブラジル※ラウンド16敗退)、ウスマン・デンベレ(フランス)、イスマイラ・サール(セネガル※ラウンド32敗退)、ミケル・オヤルサバル(スペイン)、ジュード・ベリンガム(イングランド)、フリアン・キニョネス(メキシコ※ラウンド16敗退)ら実力者が並ぶ。

 そんななかで、大穴候補として注目したいのが、スペイン代表FWオヤルサバルだ。

PK成功率約90%を誇るスペイン代表MF

スペイン代表ミケル・オヤルサバル
スペイン代表ミケル・オヤルサバル【写真:Getty Images】



 オヤルサバルは、日本のファンの間でも久保建英のチームメイトとして馴染み深い選手だ。
 
 上位4名に比べると派手さこそないが、冷静なフィニッシュと勝負強さを備えている。

 スペイン代表の攻撃はラミン・ヤマルが牽引しているが、得点に関しては誰か一人に依存するチームスタイルではない。

 チームの完成度と勝ち上がりを考えれば、オヤルサバルにも得点を積み上げる条件は整っている。

 もちろん、3点差は小さくない。しかも上位には世界最高峰のフィニッシャーが並ぶ。

 それでも、得点王争いは残り試合数とチームの勝ち上がりに大きく左右される。スペインがさらに上へ進めば、オヤルサバルにも複数得点で一気に差を詰めるチャンスはある。

 その可能性をさらに高めるのが、PKキッカーという立場だ。

 オヤルサバルはクラブとスペイン代表を通じてPKキッカーとして絶大な信頼を集めてきた。

『Transfermarkt』によると、オヤルサバルはキャリア通算で57本のPKを任され、成功は51本、失敗は6本。成功率は約89.5%を誇り、プレッシャーのかかる場面でも冷静にネットを揺らす“PK職人”として知られている。

 決勝トーナメントでは、PKによる1点が勝敗を左右することも少なくない。

 ラミン・ヤマルらが仕掛けてPKを獲得する場面が増えれば、オヤルサバルはその恩恵を受けることになる。

 流れの中での得点に加え、PKという確実な得点源を持つことは、得点王争いにおいても大きなアドバンテージになる。

 本命はメッシ、エンバペ、ハーランド。対抗はケイン。だが、スペインが勝ち進み、PK職人という強みを考えれば、オヤルサバルの名前も無視することはできない。

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