アメリカ代表FWフォラリン・バログンの出場停止処分が覆されたことを受け、国際サッカー連盟(FIFA)への批判が各方面から広がっている。アメリカメディア『CBS News』が現地時間6日、一連の反応をまとめて報じている。
FIFAへの批判は収まらず…
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バログンはFIFAワールドカップ2026(北中米W杯)ラウンド32のボスニア・ヘルツェゴビナ代表戦で一発退場となり、本来であればベルギー代表とのラウンド16を出場停止となるはずだった。
しかし、FIFAは1試合の出場停止処分の執行を1年間猶予すると決定。これまでの報道によると、この決定に先立ち、ドナルド・トランプ米大統領がFIFAのジャンニ・インファンティーノ会長に電話をかけ、処分について協議していたという。
さらに、ホワイトハウスのワールドカップ・タスクフォース責任者アンドリュー・ジュリアーニ氏もインファンティーノ会長と協議。ハワード・ラトニック商務長官もFIFA側と連絡を取っていたと伝えられている。
この異例の判断に対し、欧州サッカー連盟(UEFA)は「一線を越えた」と強く反発。「ルールの確実性が、その管理者によって保証されなくなれば、競技の健全性は危機にさらされ、大会の信頼性は損なわれる」と声明で批判した。
また、「サッカーが世界で最も愛されるスポーツである理由は、美しい競技であるだけでなく、世界中で同じルールの下で行われているという信頼があるからだ」とし、「前例がなく、理解し難く、正当化もできない決定だ」とFIFAを非難している。
ベルギーサッカー協会(RBFA)も「驚いている」と声明を発表。「今回の決定はFIFA自身が定めた大会規則に反している」と指摘し、強い不満を示した。
元イングランド代表FWウェイン・ルーニー氏は『BBC』で、「まったく恥ずべき決定だ。インファンティーノ会長は恥じるべきだ。サッカーのスポーツマンシップそのものが問われている」と厳しく批判した。
同じく元イングランド代表のギャリー・ネビル氏も『ITV』で、「本当にひどい話だ。こうしたケースには正式な見直しの手続きがあるべきだ。驚きはしないが」とコメントしている。
さらに、欧州連合(EU)のスポーツ担当委員グレン・ミカレフ氏も、「スポーツのルールや判断は政治家ではなく競技団体が決めるべきものだ。政治がスポーツの判断に影響を及ぼせば、スポーツの自律性は損なわれる」とSNSで訴え、今回の決定に疑問を呈した。
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