エジプト代表のフサーム・ハッサン監督【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)ラウンド16で、エジプト代表はアルゼンチン代表に2-3で敗れ、大会から姿を消した。試合後、エジプト代表を率いるフサーム・ハッサン監督が判定への不満を爆発させた。エジプトメディア『YallaKora』は「不正義が存在した」と題し、指揮官の怒りのコメントを伝えている。
アルゼンチン戦での“疑惑”の判定に怒り「不公平」
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同メディアによると、ハッサン監督は試合後のテレビインタビューで「我々の方が良かった。起きたことは公平ではなかった」と発言。エジプトのゴールが取り消された場面について「なぜなのか分からない」と疑問を呈し、「3-1になる可能性があったのに、2-2になった」と試合の流れを変えた判定だったと訴えた。
さらに指揮官は、ハムディ・ファティがペナルティーエリア内で引っ張られたと主張。PKが与えられなかったことに不満を示し、「ベルギー戦でも不正義を受け、PKをもらえなかった。今日も同じことが繰り返された」と、今大会を通じて判定に泣かされたとの見方を示した。
発言はさらに踏み込んだものだった。ハッサン監督は「これはマーケティングと関係があるのかもしれない。世界王者の道を整え、リオネル・メッシを大会に残すために」と語り、アルゼンチンとメッシに有利な空気があった可能性まで示唆した。
そして、「エジプト、アラブ、そしてアフリカの人々に伝えたいのは、大きな努力をすることは可能だが、他にも困難な要素が存在するということだ」と言葉を続けている。
もちろん、これはエジプト側の主張であり、判定が不正だったと確定したわけではない。それでも同監督は「我々はあらゆる面からサポートを受けた世界王者と戦った」と強調。エジプトが力を出し切った一方で、「サッカーの技術やピッチ外の要素」が結果に影響したと悔しさをにじませた。劇的な逆転劇の裏で、エジプト側には強い疑念と怒りが残る敗退となった。