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“南米と欧州”どちらが上か”論争が再燃…バルダーノ氏とカシージャス氏が生放送で白熱議論「アルゼンチンはW杯で優勝しない」

text by 編集部 photo by Getty Images

アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ
アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ【写真:Getty Images】



 FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)のピッチ外で、サッカー界の永遠のテーマを巡る議論が大きな注目を集めている。元アルゼンチン代表のホルヘ・バルダーノ氏と元スペイン代表GKイケル・カシージャス氏が、メキシコのテレビ局『TV Azteca』の生放送で「世界最高の選手は南米と欧州のどちらから生まれるのか」を巡って熱い議論を展開した。その内容をアルゼンチンメディア『infobae』が、現地時間8日に伝えている。

メキシコのテレビ局『TV Azteca』で南米と欧州“どちらが上か”論争が再燃


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 発端となったのは、カシージャス氏が欧州サッカーの優位性を主張したことだった。これに対し、1986年メキシコ・ワールドカップ優勝メンバーでもあるバルダーノ氏は、「でも最後は負けるじゃないか」と切り返し、さらに「南米にはディ・ステファノ、ペレ、マラドーナ、メッシがいる。そしてヨーロッパからは一人くらい入れないといけないから、クライフを入れてあげるよ」と皮肉を交えて応酬した。

 これに対し、カシージャス氏は「プラティニ、シャビ、イニエスタ、ピルロ、プスカシュもいる」と欧州のレジェンドたちの名前を列挙。しかしバルダーノ氏は「その次のランクの選手なら、こちらにも20人はいる」と譲らず、議論はさらに白熱した。

 このやり取りは放送直後からSNSで拡散され、現地ではサッカーファンの間で大きな話題に。歴代最高選手を巡る議論では、アルフレッド・ディ・ステファノ、ディエゴ・マラドーナ、リオネル・メッシ(いずれもアルゼンチン)、そしてブラジルのペレと、南米出身選手が数多く挙げられることもあり、バルダーノ氏の主張には一定の説得力があるとの声も上がっている。


 また、北中米W杯でも、欧州と南米のサッカースタイルの違いはたびたび議論の対象となっている。欧州勢はハイプレスやスピーディーなトランジションを重視する一方、南米勢は創造性やゲームを読む力、狭い局面での技術を武器としており、それぞれ異なる哲学を持つ。

 番組内では、両者が優勝予想を巡って食事を賭けていることも明かされた。カシージャス氏は「ジョルヘと私は全員分の夕食を賭けている。私は『アルゼンチンは優勝しない』と言った」と告白。一方のバルダーノ氏は「私は勝者にしか賭けない。それだけ私には自信がある」と笑顔で応じた。

 北中米W杯は準々決勝を迎え、ベスト8にはフランス、イングランド、スペイン、ノルウェー、スイス、ベルギーの欧州6か国に加え、南米からアルゼンチン、アフリカからモロッコが勝ち残っている。優勝争いの行方とともに、南米と欧州を巡る“終わらない論争”にも引き続き注目が集まりそうだ。

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