モロッコ代表モハメド・ワハビ監督【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)準々決勝、フランス代表対モロッコ代表の試合が現地時間9日に行われる。モロッコメディア『Morocco World News』は、同国代表のモハメド・ワハビ監督が、FWイスマエル・サイバリの状態について言及した前日記者会見でのコメントを伝えている。
モロッコに痛手
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モロッコはラウンド16で開催国カナダ代表に3-0で勝利し、準々決勝へ進出した。次戦は2022年カタールW杯準決勝でも対戦したフランスとの再戦となるが、大一番を前に攻撃陣の重要なピースを欠くことになりそうだ。
ワハビ監督は前日会見で、「サイバリを除いて、すべての選手が準備できている」とコメント。「この試合は彼にとって少し早すぎる。ただ、残りの大会を欠場しないことを願っている」と語り、フランス戦での起用が難しい状況であることを明かした。
サイバリの離脱は、モロッコにとって大きな痛手だ。今大会ではグループリーグ3試合すべてで得点を記録。ブラジル代表との1-1の引き分けでゴールを奪うと、スコットランド戦では開始直後に決勝点を決め、ハイチ戦でもネットを揺らした。
決勝トーナメントでもサイバリは存在感を示していた。ラウンド32のオランダ代表戦では、1-1の末にもつれ込んだPK戦で重要なキックを成功。モロッコを次のラウンドへ導く勝負強さを見せていた。
その後、カナダ戦では先発したものの、22分で負傷交代。チームは3-0で快勝したが、準々決勝を前にエース格の状態が懸念されていた。
それでも、ワハビ監督は言い訳をするつもりはないようだ。「我々の目標を達成するために、すべてを出し切りたいという大きな意欲がある」と語り、「敗戦のことは考えていない。我々の野心は勝つことだ」と強調した。
攻撃の柱を欠く可能性が高まる中で、モロッコは優勝候補フランスに挑む。サイバリ不在の穴をチーム全体でどう埋めるのかが、準決勝進出へ向けた大きなポイントとなりそうだ。
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