ユルゲン・クロップ氏【写真:Getty Images】
ドイツサッカー連盟(DFB)は現地時間11日、ユルゲン・クロップ氏とドイツ代表監督就任に向けた会談を行ったことを公式に認めた。DFBは、ベルント・ノイエンドルフ会長とハンス=ヨアヒム・ヴァツケ副会長がニューヨークでクロップ氏と「ドイツ代表監督就任の可能性」について初めて本格的な協議を行ったと発表している。
ドイツサッカー連盟が会談と基本合意認める
声明では、建設的な意見交換の中で「潜在的な契約の主要な骨子について合意に達した」と説明。一方で、交渉は来週も続けられる予定で、クロップ氏の現在の雇用主であるレッドブルとの合意や、監査役会および株主総会での最終承認が必要になるとしている。つまり、正式発表まではまだ手続きが残る状況だ。
また、ドイツメディア『Sky Sport』も、クロップ氏とDFBがすでに基本合意に達したと報道。契約は2030年W杯までになる見込みで、あとはレッドブル退任に関する最終調整を残すのみだという。同メディアは「クロップは新監督就任まであと一歩」と伝えている。
ドイツ代表はFIFAワールドカップ2026(北中米W杯)でパラグアイ代表にPK戦の末に敗れ、決勝トーナメント1回戦で姿を消した。低迷が続く代表チームの再建役として、リバプールやドルトムントで実績を残した名将が就任すれば、ドイツサッカーにとって大きな転換点となりそうだ。
1967年生まれのクロップ氏は、現役時代を過ごしたマインツで2001年に指導者としてのキャリアを開始した。その後、2008年にドルトムントの監督に就任し、ブンデスリーガ2連覇などで評価を確立。2015年10月からはリヴァプールを率い、2018/19シーズンにUEFAチャンピオンズリーグ、2019/20シーズンにプレミアリーグを制覇した。リヴァプールでは複数の主要タイトルをもたらし、2023/24シーズン終了後に退任。2024年10月からは、レッドブル・グループでグローバルサッカー部門の責任者を務めている。
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