【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)は準々決勝の全日程が終了し、ベスト4が出揃った。大会では開幕からゴールが相次いでおり、1試合あたりの平均得点は歴代でも屈指の高水準となっている。
1970年以来56年ぶりの高水準
ここまで100試合で292得点が生まれ、1試合平均は2.92点。前回の2022年カタール大会をはじめ、2018年ロシア大会、2014年ブラジル大会をいずれも上回るペースで推移している。
今大会は出場国が32から48へ拡大され、試合数も64から104へ増加した。そのため、総得点が過去大会を大幅に上回ること自体は不思議ではない。ただし、1試合平均でも近年大会を上回っており、単に試合数が増えただけではないゴールラッシュとなっている。
直近3大会を見ると、2014年ブラジル大会は1試合平均2.67点、2018年ロシア大会は2.64点、2022年カタール大会は2.69点だった。今大会の2.92点は、いずれの大会と比べても高く、近年では際立った得点ペースとなっている。
今大会のグループステージでは72試合で215得点が記録され、平均は約3点に到達していた。決勝トーナメントでも激しい打ち合いや延長戦での複数得点が続き、大会全体の数字を押し上げている。
現在の平均得点は、1970年メキシコ大会の2.97点に迫る数字だ。大会終了時までこの水準を維持すれば、1970年以来56年ぶりとなる高い得点ペースでW杯を終えることになる。
残るのは準決勝2試合、3位決定戦、決勝の計4試合。世界一の行方とともに、半世紀以上前の得点ペースに届くかも注目される。