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韓国代表選手が“独島は我々の領土”の横断幕を掲げた事件が前例に アルゼンチンメディアが出場停止処分を懸念「制裁の可能性」

text by 編集部 photo by Getty Images
アルゼンチン代表

【写真:Getty Images】



 FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)で決勝進出を決めたアルゼンチン代表に、政治的メッセージを巡る処分リスクが浮上している。アルゼンチンメディア『Ámbito』は、同代表選手がイングランド戦後に「マルビナスはアルゼンチンのもの」と記された旗を掲げた問題について、2012年ロンドン五輪での韓国代表MF朴鍾佑の事例を前例として取り上げた。

“独島は我々の領土”


 問題の場面は、アルゼンチンがイングランドを2-1で破った準決勝後に起きた。選手たちは観客席から渡されたとみられる旗を掲げ、フォークランド諸島(アルゼンチン名マルビナス諸島)の領有権を主張する文言が含まれていた。『Ámbito』は、FIFAが調査を開始する可能性があり、アルゼンチン協会や関与した選手が処分対象となる可能性を伝えている。

 同メディアが「最も似ている」としたのが、韓国代表のパク・ジョンウのケースだ。2012年ロンドン五輪男子サッカー3位決定戦で韓国が日本を下した後、パク・ジョンウは「独島は我々の領土」とする趣旨の横断幕を掲げた。これにより表彰式から外され、後にFIFAから国際大会2試合の出場停止処分を受けている。

 記事では、FIFAの規則が競技場内での政治的、思想的、宗教的、攻撃的なメッセージを禁じていると説明。今回のアルゼンチン代表の行為も、その規定に照らして判断される可能性があるという。



 一方で、現時点ではアルゼンチン協会への罰金が最も現実的なシナリオとされ、選手個人への出場停止は可能性があるものの、手続きの時期や複数選手が関与した点から不透明だとしている。

 『beIN SPORTS』もパク・ジョンウに対する処分が今回のケースに最も近い前例だと指摘。政治的デモを禁止するFIFA規則がどのように適用されてきたかを示す最もわかりやすい例だと紹介した。

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