【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグ第2節、リヴァプール対ノッティンガム・フォレストの試合が現地時間29日に行われ、2-2の引き分けに終わった。試合後、リヴァプールのアンドニ・イラオラ監督は、フォレストに勝ち越しのPKを与える直前、3選手の交代を長時間実施できなかったとして、第4審判の対応に強い不満を示した。
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3選手を投入できず直後に痛恨PK
リヴァプールは1-1で迎えた65分すぎ、ライアン・フラーフェンベルフ、リオ・ングモハ、コスタス・ツィミカスを投入するため、3選手をタッチライン際で待機させた。しかし、第4審判のティム・ロビンソン氏が2台の電子ボードを正常に作動させられず、ボールが外へ出た3度の機会でも交代は行われなかった。
すると67分、フォレストはリアム・デラップがスローインを素早く再開。抜け出したネコ・ウィリアムズがGKアリソンと接触し、PKを獲得した。モーガン・ギブス=ホワイトがこれを決めた一方、リヴァプールの3人が投入されたのはPKが決まった直後の71分。選手たちがタッチライン際で待機を始めてから、約5分が経過していた。
イラオラ監督は試合後のインタビューで「プロの第4審判が交代に3分もかけることはあり得ない」と批判。「前の中断でも交代できなかったため、すでに腹を立てていた。その後のスローインの前には交代できると思っていたが、あまりにも時間がかかりすぎた」と語った。
記者会見でも、何度もボールが外へ出たにもかかわらず交代できなかった理由は分からないとし、「交代が行われていれば、あの素早いスローインは起きなかった。PKも起きなかった」と主張。スタンドのサポーターも遅延に気付き、交代が進まない状況に声を上げていた。
英紙『The Guardian』は、第4審判が電子ボードに交代選手の番号を表示できなかったと報道。『Sky Sports』によると、主審はリヴァプール側の交代準備が整っていないと判断し、ボールが外へ出るたびにプレーの再開を認めていた。映像では、第4審判が2台の電子ボードの前で操作に手間取る様子も確認されている。
なお、イラオラ監督はPK判定そのものについては明言を避けた。リヴァプールは82分にビクトル・ムニョスのゴールで再び追いついたものの、指揮官就任後のリーグ戦2試合で未勝利。交代手続きを巡る混乱が、勝ち越し点を許す展開につながったとして現地で議論を呼んでいる。