冬の移籍市場で効果的な補強を行えなかっため、リバプールは危機的状況に陥るかもしれない。将来に向けた大型契約を確保したにもかかわらず、主要な弱点を解決できなかったことで、1月の移籍市場の敗者に分類されたと、英メディア『エンパイア・オブ・ザ・コップ』が4日に報じている。
——————————
遠藤航、本来は中盤の選手だが…
リバプールでは怪我人が多発しており、右サイドバックにおいてはジェレミー・フリンポン、コナー・ブラッドリーを怪我で欠いている。
そのためリバプールはルチャレル・ヘールトライダ(サンダーランド)の獲得を検討したが、結局動かず。
また、センターバックに関してもジョバンニ・レオーニが前十字靭帯損傷で長期離脱。
20歳のジェレミー・ジャケ(スタッド・レンヌ)を獲得したが、リバプールに加入するのは夏であり、実質的には将来を見越した先行投資のようなものである。
つまり、守備の問題は、今季を終えるまで未解決のままとなる。
この状況を受け、同メディアは「ジョー・ゴメスの度重なる負傷、ブラッドリーのシーズン絶望のトラブル、そしてフリンポンの慢性的なコンディション不良により、アルネ・スロットは遠藤航やソボスライ・ドミニクといった中盤の選手を守備的な役割で起用せざるを得なくなっている。
さらに、イブラヒマ・コナテは契約満了が近づき、フィルジル・ファン・ダイクはすでに34歳。アンディ・ロバートソンも現行契約の終盤に差しかかっている。
こうした背景があるからこそ、サッカー分析を手がける『Opta』はジャケの将来性よりも、逃した機会に注目したのだ。
元フランス代表のクリストフ・デュガリーは、リバプールが合意した移籍金にまで疑問を呈し、馬鹿げた金額だと批判するとともに、選手に過度なプレッシャーを与えかねないと警鐘を鳴らしている。
要するにリバプールの補強は微妙な立ち位置にある。
長期的な明確なプランがある一方で、短期的なリスクがあることも明らかだ。
強化したのは今季のためではなく、来季に向けてだとしか言えない」と伝えている。
