エールディビジのNECナイメヘンに所属する22歳の日本代表MF佐野航大を獲得できるのは、オランダ以外のクラブかもしれない。最も可能性が高いのは、日本代表MF佐野海舟(マインツ)もプレーするブンデスリーガのクラブだと、オランダメディア『サッカーニュース』が5日に報じている。
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佐野航大、兄と同じブンデスリーガへ?
冬の移籍市場では、同じリーグのライバルであるアヤックスを含め、4クラブが佐野の獲得に向けてオファーを提示していた。
4クラブの詳細は明らかになっていないが、アヤックス、PSV、フェイエノールト、ノッティンガム・フォレストが移籍先候補として挙げられている。
NEC側が望む移籍金2000万ユーロ(約36億円)に匹敵するオファーもあったようだが、同クラブは悲願のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場の可能性が高まっていることもあり、財政面ではなく競技面を優先して拒否した。
同メディアによると「アヤックスは佐野を獲得するため、最大で1500万ユーロ(約27億円)を支払う用意があったが、それでもNECの首脳陣を迷わせるには至らなかった。
ノッティンガムも日本人MFに2000万ユーロを提示したが、これも十分ではなかった。
佐野が移籍するのは夏になる見通しで、行き先はすでに見えているのかもしれない」という。
一旦は騒ぎがおさまったものの、夏には再び佐野を巡る争奪戦が勃発しそうだ。
それに先駆け、オランダメディア『フォールバル・インターナショナル』が移籍先を予想。
サンダー・ヤンセン氏は「そもそも、オランダのクラブの中で、彼を買えるところがあるのか疑問だ。
アヤックスの提示額はNECにとって十分ではなかったとはいえ、1500万ユーロという金額自体は非常に魅力的だった。
まぁ、私は佐野がブンデスリーガに向かうと見ている。
兄がすでにそこでプレーしており、本人もそれを正しいステップだと考えているはずだ。
兄はマインツで数年プレーし、今では高い評価を受けている。
バイエルン・ミュンヘンの名前も挙がっているほどだ。
ドイツで成功すれば、さらに大きなステップアップが望める」との見解を示した。
一方で、ティム・レーデイク氏は「オランダ国内では、あのような金額が支払われることはほとんどない。
確か、ミラレム・スレイマニが未だに移籍金の最高額だったはずだ。
PSVが佐野の動く可能性はあるが、海外のクラブが名乗りを上げてきたら、太刀打ちできないだろう」と語っている。
今季の残り試合、さらにはワールドカップで活躍する事があれば、移籍金2000万ユーロ以上も夢ではないかもしれない。
