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フェイエノールトFW上田綺世、フランス強豪リール移籍へ 移籍金は約28億円、すでにクラブ間合意と現地報道

text by 編集部 photo by Getty Images
フェイエノールトFW上田綺世

【写真:Getty Images】



 フェイエノールトに所属する日本代表FW上田綺世が、フランス・リーグアンのリール移籍に近づいているようだ。オランダメディア『Voetbal International』とフランス紙『L’Équipe』は現地時間30日、両クラブが移籍で合意に達し、上田が31日にメディカルチェックを受ける予定だと報じた。

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フランス強豪リール移籍へ

 リールのオリヴィエ・レタン会長は30日、オランダ・エールディヴィジ第4節のフェイエノールト対ADOデン・ハーグ戦が行われた本拠地デ・カイプを訪問。試合後にフェイエノールト首脳陣と最終交渉を行い、クラブ間合意に達したという。

 上田は一部のクラブスタッフに別れを告げ、同日夜にリールへ移動。個人条件の最終調整とメディカルチェックを経て、複数年契約を結ぶ見込みだと『Voetbal International』は報じている。

 移籍金について『L’Équipe』は約1500万ユーロ(約28億万円)と報じる一方、『Voetbal International』は具体的な金額を明らかにしていないが、フェイエノールトが2023年夏に支払った約900万ユーロ(約16億6500万円)を上回るとしている。

 上田は昨季、エールディヴィジで25得点を挙げ、日本人選手として初めて同リーグの得点王に輝いた。公式戦では計26得点を記録し、フェイエノールトのエースストライカーとして活躍。30日のADO戦でも、0-2から反撃の口火を切るゴールを決めており、この一戦がフェイエノールトでの最後の出場になる可能性が高い。

 リールは昨季のリーグ・アンを3位で終え、2026/27シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)リーグフェーズ出場権を獲得した。今季の国内リーグでは開幕2試合を終えて1勝1分の勝ち点4で首位に立っており、フランス国内の上位争いと欧州カップ戦を並行して戦う。



 リールが上田獲得を急いだ背景には、ベルギー代表FWマティアス・フェルナンデス=パルドのイングランド移籍が近づいている事情がある。『L’Équipe』によると、同選手は約6500万ユーロでニューカッスル移籍に近づいているという。リールは同選手の放出を認める前に攻撃陣の代役を確保する方針であり、その補強候補として、昨季オランダで得点王に輝いた上田との交渉を進めた。

 リールでは、39歳の元フランス代表FWオリヴィエ・ジルーが2025/26シーズンのリーグ戦で7得点を記録し、今季もすでにリーグ戦2試合で1ゴール2アシストと好調を維持している。また、FWハムザ・イガマネは右膝前十字靱帯断裂のため長期離脱中。上田が加入した場合、ジルーとセンターフォワードの座を争いながら、国内リーグと欧州CLを戦うチームの得点源として期待されることになりそうだ。

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