【写真:Getty Images】
2027年AFC U-20アジアカップ(U-20アジア杯)予選が現地時間31日に開幕する。キム・ジョンス監督率いるU-20韓国代表は、キルギスで集中開催されるグループAに入り、初戦でレバノンと対戦。主力候補を複数招集できなかったことに加え、予選直前のテストマッチにも敗れており、不安を抱えたまま本大会出場を懸けた戦いに臨む。
主力招集できず逆風のU-20アジア杯予選へ
韓国は当初、レバノン、開催国キルギス、フィリピンと4チームでグループを争う予定だった。しかし、フィリピンが辞退したため、韓国が戦うのは31日のレバノン戦と、9月6日のキルギス戦の2試合だけとなっている。
試合数が一つ減ったことで日程には余裕が生まれる一方、一度の取りこぼしを挽回する機会は限られる。今回の予選は各組2位にも本大会出場の可能性は残されているが、韓国にとっては初戦から勝利が求められる短期決戦となる。
さらに、韓国は万全のメンバーをそろえることができなかった。韓国紙『スポーツ朝鮮』によると、FCソウルで台頭するソン・ジョンボムをはじめ、モ・ギョンビン、キム・イェゴン、キム・ヒョンオの主力候補4人が所属クラブ側の事情によって合流できなかった。海外所属選手を含めると、指揮官が構想していた主力7人を招集できなかったという。
同紙は、最終メンバーにも所属クラブで十分な公式戦出場機会を得られていない選手が多く、代表合宿では戦術の完成度を高めることよりも、体力と実戦感覚を引き上げる作業が優先されたと伝えていた。
韓国は21日からウズベキスタンで事前合宿を実施し、25日には同国U-20代表と本番前最後のテストマッチを行った。しかし、78分に決勝点を許し、0-1で敗戦。最後まで得点を奪えず、攻撃面に不安を残して開催地のキルギスへ移動することになった。
初戦のレバノンについては、国内事情などの影響から分析に使える映像が少なく、韓国側は情報収集にも苦戦しているという。最終戦で対戦するキルギスも、近年は年代別代表の強化を進めている上、今回はホームで戦う開催国。主力不在の韓国にとって、難しい2試合となる。
韓国は前回2025年大会でベスト4に進出。準々決勝では前回王者ウズベキスタンとの3-3の激戦をPK戦の末に制し、U-20ワールドカップ出場権を獲得したが、準決勝ではサウジアラビアにPK戦で敗れた。大会最多12度の優勝を誇るアジアの強豪が、主力不在と直前試合の黒星、異例の2試合決戦という逆風を乗り越え、本大会への切符をつかめるか注目される。
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