シャルケに所属するFWエディン・ジェコが3日、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表からの引退を表明した。40歳の主将は自身のSNSで代表への思いをつづり、10月2日にホームで行われるUEFAネーションズリーグ2026/27のスウェーデン代表戦が最後の代表戦になることを明らかにしている。
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エディン・ジェコが代表引退を表明
ジェコはこれまで151試合に出場し、73ゴールを記録。ボスニア・ヘルツェゴビナ代表の最多得点記録を保持している。長年にわたってチームをけん引してきた主将にとって、今回の決断は単なる代表引退以上の意味を持つものとなった。
サラエボで幼少期を過ごしたジェコは、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の影響を受けながら成長。2009年にはボスニア・ヘルツェゴビナ初のユニセフ親善大使に就任し、子どもの権利を守る活動にも取り組んできた。
そんなジェコは代表引退に際し、「このユニフォームを着るたびに感じた誇りに、私のキャリアの中で比べられるものはない。何もない」とコメント。さらに、151回にわたって「サッカーのピッチで自分の国を代表できた」と振り返った。
最後の代表戦となるスウェーデン戦では、ユニフォームだけでなくキャプテンマークも身につける予定だ。
この決断に、元シャルケのDFセアド・コラシナツも反応。「涙をこらえるのが難しい」と胸中を明かし、「君は心と魂をボスニアのために捧げてきた。君の愛、戦い、そしてこの国に与えたすべては、永遠に生き続ける」とジェコへの感謝をつづった。
さらにシャルケのミロン・ムスリッチ監督も、ジェコを「故郷の瓦礫から立ち上がり、世界を征服した国民的英雄」と表現。「謙虚なチャンピオン」「ピッチ内外での模範」と称賛している。
ボスニア・ヘルツェゴビナの象徴として長く国を背負ってきたジェコ。40歳のストライカーは、10月2日のスウェーデン戦で代表としての最後の一歩を踏み出す。
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