サウジ プロフェッショナルリーグで、許されないチャントが問題となっている。アル・ヒラルに所属するポルトガル代表MFルベン・ネヴェスに対し、アル・タアーウンのサポーターが、2025年夏に亡くなった親友ディオゴ・ジョタの名前を連呼。ネヴェスは怒りをあらわにする代わりに、空を指さして反応した。イギリスメディア『talkSPORT』などが13日に報じている。
断然お得なセットプランも登場「U-NEXTサッカーパック」に加入[PR]
サウジ・プロリーグで許されないチャント
問題の場面は、現地時間12日に行われたサウジ プロフェッショナルリーグのアル・タアーウン対アル・ヒラル戦で起きた。アル・ヒラルは6-0の大勝を収め、ネヴェスもオリー・ワトキンスの先制点をアシスト。ガブリエウ・マルティネッリがハットトリックを記録するなど、敵地で圧倒的な勝利を飾った。
しかし、その試合中にアル・タアーウンのサポーターが、ネヴェスに向けて「ジョタ! ジョタ! ジョタ!」とチャント。親友を失ったネヴェスの悲しみを利用し、精神的な動揺を誘う意図があったとみられている。
一部では敬意を示すものだったとの見方もあるようだが、今回のチャントには批判が相次いでいる。亡くなった選手の名前を、対戦相手への挑発に利用する行為は、サッカーの応援として到底看過できるものではない。
ネヴェスはチャントに対し、空を指さした後、スタンドに向かって「神は見ている」と訴えるようなジェスチャーを披露。さらに、サポーターへ皮肉を込めた拍手を送ったという。
試合後、ミックスゾーンを通過する際には、今回の出来事について「彼らが後で祈りに行かないことを願っているよ」とコメント。ネヴェスは、チャントを行ったサポーターに対して強い不快感を示した。
ネヴェスとジョタは、単なるチームメイトや友人という関係ではなかった。ジョタは2025年夏、弟アンドレ・シウバとともにスペインで交通事故に遭い、死去。ネヴェスは葬儀で親友の棺を担いだ一人でもあり、その後もジョタの家族と近しい関係を保っている。
ネヴェスはジョタの死後、「友情以上に、僕たちは家族だ」と追悼の言葉をつづっていた。深い悲しみを抱える人物に対し、亡き親友の名前を侮辱や挑発の材料としてぶつける今回の行為は、勝敗やライバル意識を超えた問題だろう。
ピッチ上ではアル・ヒラルが6-0で完勝した一方、試合に影を落としたのは、スタンドから浴びせられた心ないチャントだった。
【関連記事】
使いません!? 日本人選手を干した名監督6人
大失敗…。海外からあっという間に帰国した日本人選手5人
プレミアリーグ2026/27|試合日程・結果・順位表・得点ランキング・日本人選手・移籍情報
【了】

