
サンフレッチェ広島に所属する中野就斗【写真:Getty Images】
日本サッカー協会(JFA)は17日、今月のキリンチャレンジカップ2026と、来月のキリンカップ2026に臨むメンバーを発表した。サンフレッチェ広島の躍進を支える中野就斗は、どのようなプレーで日本代表に新たな可能性をもたらすのか。
念願の代表初招集となった中野就斗
FIFAワールドカップ2026(W杯北中米大会)が終了し、4年後に向けて新たなスタートを切る日本代表。2週間に及ぶ代表活動を前に、新たに4名の初招集組が選出された。
その一人が、サンフレッチェ広島に所属する中野就斗だ。今季は右ウイングバック(WB)を主戦場としながら、塩谷司が負傷離脱した際には3バックの右でもプレーするなど、複数のポジションをこなすユーティリティ性を備えている。
元々の本職はセンターバックだったが、当時広島を率いていたミヒャエル・スキッベ監督によって右WBへコンバートされると、プロ1年目からスタメンに定着。その後も主力として出場を重ね、チームの中心選手へと成長を遂げた。
その成長は、今季の数字にも表れている。すでに2ゴール1アシストを記録するなど、攻撃面でもチームに貢献している。
なかでも、今月12日に行われた第7節のセレッソ大阪戦では、自陣で自らボールを奪うと一気に前線へ展開。さらに自らも前線へ駆け上がり、味方からパスを受けると、最後は右足を振り抜いて対角線上のコースへ鋭いシュートを突き刺した。
こうした攻撃参加に加え、ロングスローも大きな武器の一つだ。サイドラインから、まるでコーナーキックのような弾道でボールを供給できるのも、中野ならではの特徴と言える。
複数のポジションをこなすユーティリティ性に加え、攻撃参加やロングスローといった武器を存分に発揮できれば、日本代表に新たな選択肢をもたらす存在となる可能性がある。
また、28日に行われるベネズエラ代表戦の舞台は、普段からプレーするエディオンピースウイング広島だ。
慣れ親しんだホームスタジアムで、サムライブルーのユニフォームに袖を通して戦うことは、中野にとってこれ以上ない舞台となるかもしれない。
日本代表に加わった新顔の一人として、中野のプレーに注目が集まる。
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