
日本代表初招集の谷村海那【写真:Getty Images】
日本時間17日、9、10月に行われるキリンチャレンジカップ2026とキリンカップサッカー2026に臨むサッカー日本代表のメンバー発表会見が行われた。4連戦ということもあり、普段よりも多くの選手が呼ばれるなか、初招集として横浜F・マリノスの谷村海那の名があった。
JFLから日本代表は谷村海那で2人目?
「日本代表に選出していただき、大変光栄に思います。最初に聞いたときは、言葉にならないくらいビックリしました」
横浜F・マリノス公式サイトのコメントでこう語った谷村海那。それもそのはず。花巻東高等学校から国士舘大学、卒業後に当時JFLだったいわきFCとサッカー日本代表とはかけ離れた場所からキャリアを始めていた。
チームがハイスピードでカテゴリーを上げていく中でも、得点数を増やしていき、いつしかJ1の横浜F・マリノスのエースにまで成長した。
2025シーズンの途中に加入したにも関わらず、15試合で6得点。百年構想リーグでは、19試合で10得点、今季においては7試合で6得点とここまで日本人選手トップタイのゴール数を記録している。
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)明けた最初の代表活動で、メンバーの入れ替えということもあるだろうが、それにしてもこのタイミングで28歳のストライカーが招集されるのは、意外性があった。
もう一つ特筆すべき点は、先述した「JFLから日本代表」まで成りあがった点だ。
これまで多くの選手が日本代表に選出されてきたが、谷村はこれで2人目の選手となった。
では、史上初の選手は一体誰だったのか。それは、現在鹿島アントラーズに所属する小池龍太だ。彼は、2014年JFAアカデミー福島を卒業し、当時JFLだったレノファ山口FCに加入する。
そこから、柏レイソルやマリノスなどを経由し、2022年に行われたEAFF E-1 サッカー選手権 2022 決勝大会でA代表デビュー。JFAアカデミー出身で初の日本代表メンバー選出とも話題になった。
ただ、谷村と小池の大きな違いは、欧州組も参加するいわゆる「フル代表」か国内組かだ。
どちらも同じ日本代表ではあるが、注目度やレベルの高さなど、選ばれるためのハードルは前者のほうが圧倒的に高いと言っていい。
今回の活動では多くのメンバーが呼ばれており、純粋なストライカーだけでも4人いる。ピッチに立てる確証があるわけではないが、国内屈指の点取り屋が欧州で活躍する選手たちを脅かす存在になるのか。いわきFCやマリノスファンに対し、恩返しをしてくれることに期待したい。
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