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「信じられない失点」トッテナムのデ・ゼルビ監督、選手たちを痛烈批判 鈴木彩艶のロングボールを事前警戒も対応できず「苛立っている」

text by 編集部 photo by Getty Images
トッテナムロベルト・デ・ゼルビ監督

デ・ゼルビ監督【写真:Getty Images】



 イングランド・プレミアリーグ第5節、トッテナム対アストン・ヴィラの試合が現地時間19日に行われ、トッテナムが2-3で敗れた。開幕5試合未勝利となったロベルト・デ・ゼルビ監督は試合後、チームが喫した失点について厳しい言葉を並べ、選手たちの判断やメンタリティに苦言を呈した。

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選手たちを痛烈批判

 トッテナムは前半アディショナルタイムに先制点を許すと、67分にはヴィラGK鈴木彩艶のロングキックからFWニコラス・ジャクソンに抜け出され、追加点を奪われた。

 デ・ゼルビ監督が特に問題視したのが、この2失点目だった。指揮官によれば、今季のヴィラが昨季よりロングボールを多用していることや、鈴木のロングキックについては試合前のミーティングで繰り返し確認していたという。

 それにもかかわらず同じ形から失点したことについて、「信じられない」と厳しく批判。事前に警戒していたプレーへ対応できなかった選手たちの判断に強い不満を示した。

 英紙『Guardian』は、デ・ゼルビ監督が選手たちのメンタリティだけでなく、フィジカルコンディションにも不満を示したと報道。後半開始直後には指揮官自ら前線の4選手に冷静さを保つよう直接指示していたという。しかし、チームはリードを許したことでバランスを失ってしまった。また、途中出場したMFモハメド・クドゥスの投入後にチーム全体のバランスが崩れたとも指摘している。

 指揮官は試合後、「非常に失望し、悲しく、苛立っている」と心境を吐露。「このような形で試合に負けるわけにはいかないし、2失点目のシーンを許すわけにはいかない。負けているからといって、冷静さを失ってはいけない。51分に4人の攻撃陣に話しかけ、頭を使うように言った。後半はずっと、落ち着くように言い続けていた。しかし、信じられない失点だった」と、失点シーンを振り返った。



 さらに代表ウィークへ向かう選手たちには試合後あえて言葉をかけなかったことも明かした。「代表チームに行く選手は試合に出て練習しなければならないし、そうでない選手はもっと練習しなければならない。なぜなら、この試合の終わり方は許されるものではないからだ。全てが悪いとは言えないが、十分ではない」と選手たちに改善を求めている。

 英『Sky Sports』によると、トッテナムは本拠地トッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われた直近36試合で、わずか5勝。今季もリーグ戦5試合を終えて勝利がなく、勝ち点2で降格圏へ転落した。

 試合前から相手の狙いを把握しながら、それでも同じ形で失点したことに強い不満を示したデ・ゼルビ監督。結果だけでなく、試合中の判断やチームとしての対応力にも大きな課題を突きつけられる敗戦となった。

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