日本代表は24日、キリンチャレンジカップ2026でウルグアイ代表と対戦する。FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)後初の一戦に、森保ジャパンはどのようなメンバーで臨むべきか。スタメン案を紹介する。[1/2ページ]
新戦力でさっそく試したいのは…
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)を終え、日本代表が新たなスタートを切る。
森保一監督率いる日本代表は9月24日、キリンチャレンジカップ2026でウルグアイ代表と対戦する。北中米W杯後初の代表活動であり、2030年大会へ向けた新たなサイクルの初戦だ。
今回の代表には谷村海那、中野就斗、松木玖生、齋藤俊輔の4人が初招集されたほか、佐野航大ら若い選手もメンバー入りした。一方、冨安健洋は負傷のため不参加となっている。
では、ウルグアイ代表戦にはどのようなメンバーで臨むべきか。以下の11人を推したい。
基本システムはこれまでと同じ「3-4-2-1」を予想する。
GKは早川友基だ。
鈴木彩艶が所属クラブで脇腹を痛め、代表合宿では別メニュー調整となっていることを考えれば、無理をさせる必要はない。2030年を見据えればGKの競争を促す必要もあり、北中米W杯メンバーでもある早川にチャンスを与えたい。
3バックは左から鈴木淳之介、渡辺剛、瀬古歩夢を並べる。
板倉滉や伊藤洋輝といった実績のある選手もいるが、彼らは所属クラブで苦しい時間を過ごしており、決して良い状態とは言えない。新サイクル最初の一戦だからこそ、これまで序列を覆せなかった選手たちを試したい。
そして、今回のスタメン案で最大のポイントとなるのが右ウイングバックである。初招集の松木玖生を抜擢したい。
本職は中盤だが、代表合宿では右ウイングバックに入ってプレーしている。森保監督が実戦での起用を考えている可能性は十分にあるだろう。
日本代表の右WBには堂安律や伊東純也という実績のある選手がいる。それでも、4年後を考えれば新たな選択肢を作っておく必要がある。
松木は左利きで、中央へ入れば中盤の選手としてプレーできる。右サイドに張り続けるだけでなく、ビルドアップでは内側へ入り、鎌田大地や佐野兄弟と関係を作る形も面白い。また、堂安と同じくハードワークも厭わない。従来の右WBとは異なるタイプだからこそ試す価値がある。
ダブルボランチは佐野兄弟
左WBには相馬勇紀を置く。
松木を右でテストするのであれば、反対サイドには運動量があり、代表での経験も豊富な相馬を置きたい。縦への推進力を持つ相馬が左で幅を取り、右の松木が内側へ入る。左右で役割を変えることで、攻撃に変化をつけられる。
そしてボランチは、佐野海舟と佐野航大の「佐野兄弟」だ。
22日のトレーニングでも実際に2人がボランチを組んでいる。
兄の海舟は北中米W杯を経験し、現在の日本代表では中盤の中心を担える存在になった。一方、弟の航大も欧州で成長を続け、オランダの強豪PSVまでステップアップしている。
ボール奪取能力に優れる海舟と、狭いスペースでボールを受けて前進できる航大。タイプが異なる2人だからこそ、単なる「兄弟共演」にとどまらない可能性がある。
そして何より、2030年を見据えた日本代表にとって、この組み合わせを今の段階で試しておく意味は大きい。
2シャドーは鎌田大地と鈴木唯人。
久保建英をはじめ実績のある選手を起用する選択肢も当然あるが、新チーム最初の試合だからこそ鈴木を先発で見たい。
鎌田を外さないのは、このメンバーを機能させるためだ。
松木、佐野航大、鈴木唯人、後藤啓介と若い選手を一気に並べれば、攻撃の距離感が崩れる可能性もある。プレミアリーグをはじめ豊富な経験を持ち、周囲を見ながら立ち位置を変えられる鎌田を置くことで、若い選手たちをつなぐ役割を任せたい。
そして最前線には後藤啓介を抜擢する。
上田綺世や前田大然という北中米W杯を経験したFWがいる中で、あえて20歳のストライカーを選ぶ。
191cmのサイズを持つ後藤は、これまでの日本代表には多くなかったタイプだ。高さとリーチを生かして前線で起点を作ることができれば、2シャドーの鎌田と鈴木が前向きにプレーするスペースも生まれる。
さらに、ウルグアイ代表にはホセ・マリア・ヒメネスやロナルド・アラウホら屈強なセンターバックが招集されている。世界基準のDFを相手に、後藤がどこまでボールを収め、ゴール前で存在感を示せるのか。
親善試合だからこそ、試してみたいマッチアップだ。
北中米W杯を戦った主力をそのまま並べれば、一定の完成度は期待できる。しかし、2030年大会まで残された時間は4年間しかない。
鈴木淳之介、松木、佐野航大、鈴木唯人、後藤。次のW杯で主力になっていてもおかしくない選手たちを、強豪ウルグアイ代表との一戦で試す。
第3次森保ジャパンの初陣だからこそ、目先の勝利だけではなく、4年後につながる11人を見てみたい。


