オランダ代表vsドイツ代表【写真:Getty Images】
UEFAネーションズリーグ2026/27・リーグA第1節、オランダ代表対ドイツ代表が現地時間24日に行われ、1-1の引き分けに終わった。この試合で、ドイツ代表MFフェリックス・ヌメチャが奪った先制ゴールのシーンが物議を醸している。オランダメディア『Sportnieuws.nl』は「オランダ代表選手が激怒」と伝え、ゴール直後には両チームによる小競り合いも発生した。
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負傷者残してプレー続行→小競り合い
問題の場面は32分。オランダFWブライアン・ブロビーがセンターライン付近でハムストリング付近を押さえて倒れ込み、痛がる様子を見せた。
しかし主審は試合を止めず、ドイツも攻撃を続行。MFヨシュア・キミッヒが右サイドへ展開し、そこから攻撃をつなぐと、最後はヌメチャがゴールを奪った。その後、ブロビーはそのままプレー続行不可能となり、交代を余儀なくされた。
ゴールの後、オランダ側は猛抗議した。DFデンゼル・ダンフリースがまず主審へ駆け寄り、その後はドイツ選手にも抗議。主将DFフィルジル・ファン・ダイクも議論に加わり、サイドライン付近で小競り合いが起きていた。オランダメディア『Voetbal International』も「ブロビー負傷後のドイツのゴールにオランダが怒り」と述べつつ、「ドイツのゴールセレブレーションは小競り合いによって中断された」と伝えている。
一方、ドイツメディア『ran』も、この先制点を「後味の悪い」ゴールとして取り上げた。同メディアは、キミッヒが攻撃の中で何度もボールに触れており、ブロビーがプレーできない状態にあることを「間違いなく把握していた」と指摘。その一方で、キミッヒにボールを外へ出す義務はなく、「試合を止める責任は主審にある」とも説明している。
元オランダ代表のファン・デル・ファールト氏もドイツ側の対応を「もちろんスポーツマンらしくはない」としながら、オランダの選手たちにも苦言を呈した。「悪いと思うのは、プレーを止めてしまったこと」と指摘し、主審の笛が鳴っていないにもかかわらず相手がボールを外へ出すと思い込んだ守備について「オランダは眠っていた」と批判。「これは試合なんだ。ルールはそういうものだ」と、最後までプレーを続けるべきだったとの考えを示している。