U-23北朝鮮代表【写真:Getty Images】
第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)男子サッカー準々決勝、U-21日本代表対U-23北朝鮮代表の試合が26日に行われ、日本が1-0で勝利した。この一戦では、日本の先制点を巡って北朝鮮側が判定に激しく抗議し、選手たちが一時ピッチを離れる異例の場面も発生。韓国メディア『Dailian』は「とんでもない行動をとった」と厳しく伝えている。
日本戦の失点直後に猛抗議
日本は序盤からボールを握ったものの、北朝鮮の激しいプレーを前に苦戦。それでも40分、FWンワディケ・ウチェブライアン世雄がルーズボールを巡る競り合いから抜け出し、GKとの1対1を制して先制点を奪った。日本はこの1点を最後まで守り、準決勝進出を決めている。
しかし、北朝鮮側は失点直後、得点前の競り合いでンワディケが相手DFを押したと主張。主将のGKカン・ジュヒョクが主審へ強く抗議し、その過程で選手たちが一斉にピッチを離れ、試合は1〜2分ほど中断した。
韓国メディア『Sports Chosun』も、この場面について「とんでもない行動が出た」と伝えている。日本の選手が得点後のセレブレーションを終えて再開を待つなか、「北朝鮮の選手たちは全員ベンチへ移動した」と説明。監督も第4審判へ強く抗議し、選手たちはVARによる確認を求めたものの、その後ピッチへ戻り試合が再開された。
『Dailian』は一連の行動について、「国際大会ではなかなか見られない場面」と指摘。さらに「北朝鮮は試合でも負け、マナーでも負けた」と厳しい評価を下している。試合終了後についても、「興奮が収まらなかったのか、日本選手と特に握手を交わすことなくピッチを後にした」と伝えた。
さらに、同メディアは、3年前の杭州アジア大会準々決勝の日朝戦にも言及。当時も北朝鮮選手が日本スタッフから飲料水を奪うなどして警告を受け、敗戦後には審判へ激しく抗議していたと振り返った。今回も日本戦で判定を巡る抗議が試合中断にまで発展したことで、韓国メディアは北朝鮮側の振る舞いを厳しく取り上げている。