U-23北朝鮮代表【写真:Getty Images】
第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)男子サッカー準々決勝、U-21日本代表対U-23北朝鮮代表の試合が26日に行われ、日本が1-0で勝利した。この一戦では北朝鮮側が判定を巡ってたびたび抗議。試合中に一時再開に応じないような動きを見せたほか、試合終了後には両チームによる整列や挨拶に加わらず、ピッチを離れる場面もあった。
試合中に判定不服でボイコット未遂
日本は北朝鮮の激しい守備に苦しみながらも、39分に先制する。ロングボールに反応したFWンワディケ・ウチェブライアン世雄が相手との競り合いを制して抜け出すと、GKとの1対1を冷静に仕留めた。その後は北朝鮮の攻勢を受けたものの、最後までリードを守り切ってベスト4進出を決めている。
しかし、北朝鮮側は日本の先制点に納得せず、得点につながった競り合いでファウルがあったとして主審へ激しく抗議した。複数の選手が判定に不満を示し、すぐにキックオフの位置へ戻らずベンチ側へ移動するような動きも見せたことで、試合は一時中断。
VARによる確認を求める様子もあったが、この準々決勝ではVARは導入されておらず、得点が認められたまま試合は再開された。
北朝鮮の抗議はこれだけではなかった。試合終了間際には日本のペナルティーエリア内でハンドがあったとして選手たちが主審を取り囲み、抗議を続けた。その際には北朝鮮側にイエローカードも提示されている。
そして1-0で試合終了を迎えると、北朝鮮の選手たちは通常行われる試合後の整列や日本選手との握手には加わらず、そのまま北朝鮮サポーターがいるスタンド方向へ向かった。試合中には判定への不満から再開が遅れる場面があり、試合後も挨拶を交わさないままピッチを離れる形となった。