サッカー日本代表FW上田綺世は27日、キリンチャレンジカップ2026のベネズエラ代表戦を翌日に控え、自身の経験を交えながら、これからの選手たちについて言及した。
サッカー日本代表FW上田綺世が新戦力組に言及
24日のウルグアイ戦から中3日で迎えるベネズエラ戦では、森保一監督が大幅な先発メンバー変更を明言。代表初キャップとなる選手や経験の浅い選手をスタートから起用する方針を示しており、初招集の谷村海那らにもA代表デビューのチャンスが訪れることになりそうだ。
そうした選手たちをどのように引っ張っていくのか問われた上田は「もちろん僕らがサポートできる部分はあるけど、その数少ないチャンスをつかんでいってこそ、残れる世界だと思う」と語った。
「やはり自分が100%出せる準備と、しっかりとそのメンタリティーを彼らは作らないといけないと思うし、僕らは僕らで、やはりその基準を与えてあげないといけないと思います。逆に、普通にいつも通り僕はプレーしようと思います」
上田自身は、コパ・アメリカ2019で20歳という年齢でのA代表デビューだった。
「仮にデビュー戦で僕もそうだし、ミスであったり、悪く目立ってしまうことがあったとしても、自分が獲得するチャンスなので。全力でぶつかって、ダメならダメでそれでいいと思うんですよね」
重要なのは、無難にプレーすることではなく、自分にしかできないプレーを出すこと。上田は、すべてを出し切ることで初めて見えてくるものがあると説明した。
「ソツなくこなしたとして、自分の存在価値を示さなければ、わざわざここに来ている、呼ばれる価値もないし。出場時間をもらう意味もないと思うんですよね。だったら、全部ミスしてでも、自分にしかできないことをトライして終わった方が、自分に何が足りないのかとか、自分に何ができるのかとか、それも見えてくると思うので」
今回の代表活動では、後藤啓介や谷村らから相談を受けることもあるという。ただ、上田は自ら一人ひとりに考えを伝えて回るわけではなく、それぞれが自身の特徴を生かして成長していくことが重要だと考えている。
「彼らは彼らの特徴を生かして、結果を残すことで、存在価値を示せるはずなので。それはもう、それぞれわかっているし。それぞれがトライしているので、別に僕がどうこう言うこともないと思います」
上田自身も、現在のような立場を最初から築いていたわけではない。日本代表で長い時間をかけて結果を残し、信頼を得ながら出場時間を増やしてきた。
「僕は長い時間かけて、ここで結果を残して、森保さんとの関係もあって、今こうやって出場時間をもらえているというのがあって、それは、僕が入ってきた時からそうだったわけではないので。それは彼らも同じステップがある。同じ手順があるので」
ベネズエラ戦では、経験の浅い選手たちがどのようなプレーを見せるのかが注目される。上田は、まず自分の持っているものを出し切ることが、その先につながると考えている。
「まずはやはり、自分が持っているものを出すということが、そういう場においては1番大事なのかなと思います」
(取材:元川悦子、構成・文:編集部)
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