
サッカー日本代表FW上田綺世【写真:田中伸弥】
サッカー日本代表は、日本時間28日にベネズエラ代表と対戦。2-1の劇的勝利を収め、連勝を飾った。ウルグアイ代表戦で1ゴール1アシストの活躍を見せた上田綺世は、2試合連続で途中出場となったが、ここでも見事に結果を残して見せた。
上田綺世が示した唯一無二の価値
ウルグアイ代表戦で、約30分間で1ゴール1アシストを記録した上田綺世。今回のベネズエラ代表戦でも、圧倒的な存在感を放っていた。
後半開始早々の46分に失点するも、49分に伊東純也のクロスに体勢を崩しながら合わせてネットを揺らした。
このシーンを細かく振り返ると、伊東が蹴る直前に相手DFの逆を取るステップを踏み、フリーになっている。
また、59分の場面ではマイボールにつながらなかったものの、相手DFが有利な状況でもヘディングで競り勝つジャンプ力と身体の強さを見せた。
最後には、久保建英が得たPKを冷静に決め、この日2得点を挙げた。
データサイト『SofaScore』によると、相手陣地でのパス成功率88%(7/8本)と高い数値を記録。鈴木彩艶からのフィードを巧みなトラップで収めて展開したプレーや 久保への丁寧な落としなど、ゴール以外での貢献度も非常に高い。
一方、先発起用した後藤啓介は、ロングボールを収めることができず、相手DFのフィジカルにも苦戦していた。また、ダイレクトの落としやパスもつながらず、相手陣地でのパス成功率60%(3/5本)との高さを感じたミスが目立ち、その分、上田の質の高さがより際立った。
特にポストプレーやオフザボールでの身のこなしは、今の日本代表にとって唯一無二の武器となっている。
また、後藤は身長が191cmと同代表のFW陣の中で最も身長が高い。一方、上田は182cmと9cmの差がある。
しかし、身体能力の高さ、体の使い方で19cmの身長差を感じさせないプレーを披露している。
現在の日本代表には、後藤とウルグアイ戦で代表初ゴールを記録した塩貝健人という若手のFWが台頭してきているが、この2試合を通じて、上田の存在の大きさが改めて浮き彫りになった。
世代交代がささやかれ始めている同代表ではあるが、最前線のポジションはこれからも背番号18が務めることになりそうだ。
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