フライブルクFW後藤啓介【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガ第5節、フライブルク対シャルケ04の試合が現地時間11日に行われ、フライブルクが2-1で勝利した。FW後藤啓介は途中出場から決勝ゴールを記録。数的不利のチームを首位に導いた21歳について、ドイツメディア『Sportschau』は「新たな首位チームのヒーローとなった」と称賛の言葉を送った。
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劇的決勝弾をドイツメディア称賛
フライブルクは10分にマキシミリアン・エッゲシュタインの得点で先制したが、30分に同点とされ、64分にはMF鈴木唯人が2枚目のイエローカードで退場。それでも69分に投入された後藤が85分、ヴィンチェンツォ・グリフォのクロスを頭で合わせ、ブンデスリーガ初得点となる決勝弾を奪った。
同メディアは「後藤が数的不利のフライブルクをヘディングで首位に導いた」と報道。数的優位を得たシャルケが好機を生かせず、逆にフライブルクが勢いを取り戻したと伝えている。シュスター監督が切った後藤とグリフォの交代カードが勝利をもたらしたとし、両腕を広げて喜ぶ後藤を「新たな首位チームのヒーロー」と高く評価した。
ドイツ紙『SPORT BILD』も「後藤啓介が登場し、ヘディングでフライブルクに歓喜をもたらした」と伝えた。劇的な一撃が首位浮上を決めた一方、シャルケ側には失望が広がっている。シャルケ主将ケナン・カラマンは「この試合を落としてはいけなかった。本当に悔しい」と悔しさをにじませた。
ドイツの公共放送『SWR』は、鈴木の退場後もフライブルクが守備に閉じこもらず、攻撃を続けた点に注目。グリフォと後藤がベンチから登場して決勝点を生んだことを、チームの選手層の厚さを象徴する場面と捉えた。
シュスター監督も「今日途中から入った選手たちは、ほかの選手たちに本当に多くのエネルギーを与えてくれた」と称賛。指揮官は控え選手たちの姿勢をチームの「最大の強み」と強調し、数的不利でも勝ち切った選手たちをたたえた。