トルコサッカー界に巨額の資金が流入している。ガラタサライは近年、大型補強を相次いで実施。国内リーグ4連覇を達成し、さらなる歴史を築こうとしている。クラブのアシスタントコーチを務めるイスマエル・ガルシア氏が、トルコサッカーの資金力や成長の背景について語った。スペイン紙『ラ・バングアルディア』が11日に報じている。
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ガラタサライが大型補強をできた理由
ガラタサライは昨季、ヴィクター・オシムヘンの獲得に7500万ユーロ(約138億7500万円)、ウィルフリード・シンゴに約3100万ユーロ(約57億3500万円)、ウグルジャン・チャクルに2800万ユーロ(約51億8000万円)を投じたとされる。さらに今夏もラファエル・レオンを獲得。移籍金は3800万ユーロ(約70億3000万円)、年俸は手取りで1000万ユーロ(約18億5000万円)に上るという。
大型補強を進めているのはガラタサライだけではない。トラブゾンスポルがモハメド・サラー、フェネルバフチェがロメル・ルカク、ベシクタシュがドゥシャン・ヴラホヴィッチを獲得した。
では、こうした資金はどこから生まれているのか。ガルシア氏は「リラの価値が下落しているにもかかわらず、サッカーは今も重要な存在だ。国内資本が多額の資金を投じている。この社会を支える柱の一つだからだ」と説明した。
さらに、税制面での優位性も指摘。「税負担は欧州の大半の国よりも低い。スペインが50%であるのに対し、トルコは20%だ」と語った。また、欧州の主要リーグと比べて財務面の規制が厳しくないことも、クラブの資金力を支える要因になっているという。同氏は「中位のクラブであっても、スペインの一部クラブと競い合える」と話している。
一方、サウジアラビアのクラブと資金力で争うのは難しいと認めつつ、トルコの強豪にはUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)に出場できる利点があると強調した。
ガラタサライは国内リーグ4連覇を達成し、史上初の5連覇を目指している。ガルシア氏は、フェネルバフチェやベシクタシュで監督や幹部の交代が相次いだことを挙げ、ガラタサライが安定した体制を築いてきた点も強さの理由として説明。資金力だけでなく、継続性を武器にさらなる成功を目指している。
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