【写真:Getty Images】
Nikeナイキは、元ブラジル代表FWロナウドが1998年のFIFAワールドカップ(W杯)フランス大会で着用した伝説的スパイクをモチーフにしたスニーカー「Cryoshot Mercurial Vapor R9 OG(クライオショット マーキュリアル ヴェイパー R9 OG)」を発売した。
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ロナウド氏の伝説的スパイクがスニーカーで復活
“怪物”の愛称で知られるロナウドが1998年のフランスW杯で着用したのは、Nikeの初代「Mercurial R9(マーキュリアル R9)」。シルバーを基調に鮮やかなブルーとイエローを組み合わせた独特のカラーリングが特徴で、サッカースパイクの歴史に残る名作として知られている。
今回登場した「Cryoshot Mercurial Vapor R9 OG」は、その象徴的なデザインを受け継いだライフスタイルシューズだ。流線的なシルエットやメタリックシルバーのアッパー、ブルーとイエローの配色を採用。シュータンには「R9」のロゴを配置し、オリジナルモデルの特徴を随所に残している。
最大の特徴は、透明なソールにある。通常のサッカースパイクでは地面を捉えるために露出しているスタッドを、透明なTPU素材の内部に収めることで、当時のスパイクの姿を残しながら日常でも着用できる構造を実現した。まるでスタッドを氷の中に閉じ込めたようなデザインとなっている。
ナイキの公式サイトによると、この透明ソールの実現には約1年にわたる試行錯誤があったという。開発チームは、透明度を高めるほど素材が硬くなるという課題に直面。スタッドの形状をはっきりと見せながら、快適な履き心地も確保するため、素材や製造方法の改良を重ねた。
開発には、1990年代からNikeのサッカースパイク製造に関わってきたイタリア・モンテベッルーナの技術者たちも協力。Nikeのフットウェア開発担当者ミケーレ・ガラッソ氏は、競技を終えたスパイクが記念品や博物館の展示品になることに触れ、歴史的なモデルを日常でも履けるようにしたかったと開発の狙いを明かしている。
ナイキのインスタグラム公式アカウントなどでは、特別スパイクのデザインを公開している。