【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガ2部第9節、ボーフム対ヴォルフスブルクの試合が現地時間23日に行われ、1-1の引き分けに終わった。ヴォルフスブルクに所属するFW塩貝健人は88分から途中出場し、後半アディショナルタイムに勝ち越しゴールを決めたかに見えたが、VARの介入によって得点が取り消された。ドイツメディア『SPORT1』は「終了間際のドラマ」と報じている。
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劇的決勝ゴールもVARで取り消しに
ヴォルフスブルクは前節まで勝ち点15で3位につけ、昇格争いを繰り広げていた。一方、ボーフムは直近3連敗と苦しんでおり、勝ち点7で16位に低迷。両チームにとって勝ち点3が欲しい一戦となった。
試合は開始早々の2分、ファビアン・レーゼのボレーシュートでヴォルフスブルクが先制。しかし、63分にボーフムのショーン・クライバーが同点ゴールを決め、1-1のまま終盤を迎えた。
ヴォルフスブルクを率いるトビアス・シュトローブル監督は88分、ムハンメド・ダマルに代えて塩貝を投入。すると、試合終了間際に日本人FWが大きな見せ場を作る。
後半アディショナルタイム、ヴォルフスブルクが前線にロングボールを送ると、ボーフムDFカロル・メッツがボールの処理を誤る。素早く反応した塩貝はボールを奪い、相手DFを背負いながらゴールへ向かった。そして、角度のない位置からGKティモ・ホルンを破るシュートを決め、ネットを揺らした。
ヴォルフスブルクが土壇場で勝ち越しに成功したかに思われたが、歓喜は長く続かなかった。VARによる確認が行われると、ボールを奪った際に塩貝の腕にボールが触れていたことが判明。主審は映像を確認したうえでハンドの反則を認め、得点を取り消した。
ドイツメディア『SPORT1』は「終了間際のドラマ! ヴォルフスブルクの決勝ゴールが取り消し」と前置きし、塩貝の得点による歓喜は長く続かなかったと伝えている。ドイツ紙『BILD』も「信じられない試合の結末だった」と劇的決勝ゴールの取り消しに注目した。
結局、試合は1-1で終了。ヴォルフスブルクは勝ち点を16に伸ばしたものの、2位浮上のチャンスを逃した。今季まだノーゴールの塩貝にとっては、途中出場からチームを勝利に導く一撃が幻となる悔しい結末となった。