【写真:Getty Images】
2026年のバロンドール授賞式が現地時間26日に英国・ロンドンで行われ、バイエルン・ミュンヘンに所属するイングランド代表FWハリー・ケインが男子バロンドールを初受賞した。イングランド人選手としては2001年のマイケル・オーウェン氏以来、25年ぶりの快挙となった。英紙『The Guardian』は同日、ケインが受賞スピーチで古巣トッテナムや家族、恩師らに感謝を伝えたことを報じている。
古巣トッテナムに感謝
2026年のバロンドール授賞式が現地時間26日に英国・ロンドンで行われ、バイエルン・ミュンヘンに所属するイングランド代表FWハリー・ケインが男子バロンドールを初受賞した。イングランド人選手としては2001年のマイケル・オーウェン氏以来、25年ぶりの快挙となった。英紙『The Guardian』は同日、ケインが受賞スピーチで古巣トッテナムや家族、恩師らに感謝を伝えたことを報じている。
故郷ロンドンで世界最高の個人賞を手にしたケインは、壇上に上がると「言葉を失いそうだ」と驚きを隠せなかった。さらに「ロンドンで開催されていることが、僕にとってさらに特別なものにしてくれた。今夜の僕には幸運の兆しだったのかもしれない」と喜びを語った。
投票に携わった人々にも「僕に投票してくれた皆さんに感謝したい。今年は難しい選択だったと思う」と感謝。「今夜は素晴らしい選手たちがたくさんいる。その中には僕のチームメートもいるし、世界最高レベルの選手たちもいる。そんな選手たちとともに評価されることをうれしく思う」と続けた。
そして、かつて所属したトッテナムについても「トッテナムがなければ、今の僕はなかった。11歳であのクラブに加入し、彼らは僕が今かなえている夢を実現する機会を与えてくれた」とメッセージを送った。ケインはトッテナムの下部組織で育ち、トップチームではクラブ歴代最多となる公式戦280得点を記録。2023年夏にバイエルンへ移籍するまで、長年にわたってチームの中心選手として活躍した。
また、これまで自身を指導してきた監督たちにも感謝を伝えた。バイエルンのヴィンセント・コンパニ監督に対しては「ヴィンセント、君が自宅か病院でこれを見ていることは分かっている。元気でいることを願っているし、これが少しでも君の力になってくれたらうれしい」と呼びかけた。さらに、自身が選手としてだけでなく、人間としても成長できたことについて、指揮官への感謝を語っている。
家族への感謝を述べる場面では、父パットさん、母キムさん、兄チャーリーさんに言及。これまでの支えを振り返り、感極まった様子を見せた。長年にわたり苦楽をともにしてきた妻ケイトさんについても、授賞式の中で「僕たちは一緒に歩んできた。君がいなければ、これは実現できなかった」と感謝の言葉を送っている。
なお、ケインは同じ授賞式で男子年間最優秀ストライカー賞(ゲルト・ミュラー賞)も受賞。その際には「昨年は僕にとって信じられないような1年だった。間違いなくキャリア最高のシーズンだった」と振り返り、「これだけのゴールを決められたのは、完全にチーム全体の努力のおかげだ」とチームメートへの感謝も口にした。
最後には、夢を追う若い世代に向けて、努力を重ねることや自分自身を信じることの大切さを訴えた。また、決して順風満帆ではなかった自身のキャリアを振り返り、挫折を経験しても夢を諦めずに挑戦し続けるよう呼びかけている。
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