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中国企業がエムバペとの契約解除を発表。毛沢東のジョーク動画を「友人とよく使う」発言を問題視か?

text by 編集部 photo by Getty Images

キリアン・エムバペ
キリアン・エムバペ【写真:Getty Images】



 レアル・マドリードに所属するフランス代表FWキリアン・エムバペが、中国企業とのスポンサー契約をめぐって波紋を広げている。スペインメディア『マルカ』が現地時間26日に報じたところによると、複数の中国企業が同選手との商業的な協力関係を終了すると発表した。

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中国企業のエムバペとの契約解除が相次ぐ

 報道によると、飲料メーカーの東鵬飲料集団(Dongpeng Beverage Group)や乳製品メーカーの蒙牛乳業(Mengniu)、Milkgroundなどが、エムバペとの商業的な協力関係を終了する方針を示した。東鵬飲料集団は、中国のSNS「微博(Weibo)」上で声明を発表し、同選手との関係を即時終了すると明らかにしたという。ただし、声明では決定の具体的な理由について詳しく説明していない。

 今回の騒動の発端となったのは、エムバペが自身を中国の独裁者になぞらえたジョーク動画について語った際の発言だった。

 同選手は、お気に入りのジョーク動画について質問されると、「一番笑ったのは、自分の顔を中国の独裁者に使ったものだ。友人たちとよく使っている」とコメント。特定の指導者の名前は挙げなかったものの、中国の元指導者である毛沢東の肖像にエムバペの顔を合成したネタが、SNS上で広く拡散されていた。


 さらに、中国国営テレビの中国中央電視台(CCTV)は、スペインのラ・リーガやエムバペに関連する試合の放送を停止したと報じられている。現地メディア『The Paper』によると、措置は現地時間26日夜に始まり、同選手が出演する広告や動画の撤去も含まれるという。

 中国では、共産党の指導者や歴史的人物を風刺する行為が厳しく扱われる場合があり、今回の発言も大きな議論を呼んでいる。

 エムバペをめぐっては、これまでも中国国内でサッカー関連の投稿や広告が問題視される事例があった。今回の騒動が同選手の中国市場での商業活動や、レアル・マドリードの現地での活動にどのような影響を及ぼすか注目される。

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