【写真:Getty Images】
DFBポカール(ドイツ杯)2回戦、フライブルク対ヴォルフスブルクの試合が現地時間28日に行われ、フライブルクが3-2で逆転勝利した。FW後藤啓介は途中出場から2ゴールを記録し、ベスト16進出に大きく貢献。ドイツメディア『Get German Football News』は同日、後藤に両チーム単独最高の9点をつけ、マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出した。
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「赤髪の魔術師」とドイツメディア絶賛
試合は開始6分にフライブルクが先制したが、ヴォルフスブルクのFW塩貝健人が2ゴールを決めて逆転。しかし、68分からMF鈴木唯人に代わって出場した後藤が、76分にMFヴィンチェンツォ・グリフォのCKを頭で合わせて同点弾を奪った。さらに後半アディショナルタイムには、DFフィリップ・リーンハルトのロングボールに抜け出し、GKの頭上を抜く鮮やかなループシュートで決勝ゴールを決めた。
同メディアは後藤の活躍について「23分間。8回のボールタッチ。2ゴール。そして劇的な逆転劇」と絶賛。わずかな出場時間で試合の流れを一変させたことを高く評価した。
また、同点ゴールにつながった絶妙なタイミングの動き出しと力強いヘディングを称賛。決勝点についても、オフサイドにならない完璧なタイミングの抜け出しと鮮やかなフィニッシュを評価し、後藤を「赤髪の魔術師」と呼んでいる。
後藤は23分間でわずか8回のボールタッチを記録し、シュート3本のうち2本をゴールにつなげた。ゴール期待値(xG)は0.53で、実際の得点数はこれを大きく上回った。さらにデュエル3回のうち2回に勝利し、空中戦では2戦全勝だったという。
同メディアは「通常のボール保持への関与がこれほど少ないなかで、これほど決定的な影響を与えられる選手はほとんどいないだろう」と称賛。グリフォには8点、2得点の塩貝には7点をつけたが、後藤の活躍が最も高く評価された。
後藤は今夏にフライブルクへ加入し、8月のUEFAカンファレンスリーグ予選プレーオフで2得点。10月11日のシャルケ戦でも途中出場から決勝ゴールを決めており、今回の2得点で今季公式戦通算5ゴールとなった。
同メディアは後藤について、出場時間の長さよりも決定的な瞬間に何を成し遂げたかが重要だったと総括。再び途中出場から結果を残した日本人FWの決定力を高く評価している。