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エムバペは発信力に優れる一方で失言も…? 中国での騒動で問われる周囲のサポート体制をスペイン紙指摘

text by 編集部 photo by Getty Images

キリアン・エムバペ
キリアン・エムバペ【写真:Getty Images】



 レアル・マドリードに所属するフランス代表FWキリアン・エムバペが、中国での騒動を受けて批判を浴びている。スペイン紙『ラ・バングアルディア』は30日、同選手のこれまでの発信力を評価する一方で、周囲のサポート体制に問題があると指摘した。

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キリアン・エムバペの失言は周囲のサポートの問題?

 エムバペは中国での騒動を受けて3社のスポンサーを失い、中国との関係にも影響が及んでいる。同選手は毛沢東について「独裁者だった」と発言。この騒動について謝罪したものの、中国では批判が収まっていない。

 エムバペをよく知る関係者は、同選手が毛沢東について詳しく知らなかった可能性を指摘。そのうえで、「私にとって深刻なのは、周囲の誰も彼に注意を促さなかったことだ。世界中に大きな影響を与える言葉があると、彼自身が気づいていないことだ」と、本人だけでなく周囲のサポート体制にも問題があったとの見解を示した。

 元フランス代表FWクリストフ・デュガリー氏も、RMCスポーツで同様の見解を示している。「専門家だと思われている人物にしては、あまりにも多くのミスだ。彼を取り巻く組織の中で、自分の役割を果たしていない人たちがいる。このようなメッセージが流出することは受け入れられない」と苦言を呈した。


 一方で、エムバペはこれまで社会問題についても積極的に発信してきた経緯もある。2024年にはフランスで極右勢力が台頭した際、「分断を生む極端な勢力に反対するため、投票を呼びかけたい」と発言。2023年には17歳のナエル・メルズークさんが死亡した事件を受け、警察への不満が高まる中で「私のフランスが苦しい。受け入れられない状況だ。彼の家族に思いを寄せている」と投稿した。

 また、人種差別に対しても声を上げてきた。2021年のEUROでPKを失敗した際には、差別的な攻撃を受けたことへの不満を表明。昨季には、ヴィニシウス・ジュニオールに対する人種差別発言をめぐり、ジャンルカ・プレスティアンニに対しても強く反発した。

 同紙は、エムバペの発信力やカリスマ性を評価する一方、今回の騒動を通じて周囲のサポート体制に課題が浮き彫りになったと伝えている。

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